わたしのまち~発見と出会い~
1学期、高学年のクラスは「わたしのまち~発見と出会い~」というテーマ学習に取り組んでいます。
こどもの森にはいろんな地域から通っています。自分が暮らす町と、学校がある箕面・小野原の町。それぞれに愛着を持って関わってほしいなと思っています。
高学年のテーマ学習では、はじめにスタッフとともにクラス全体で学び、そのあとにそれぞれが小テーマを設定し、そのテーマについて学びを深めて発表をします。
今回はまず、学校の周囲を散策してみることにしました。
学校の周りを探検!意外な発見があるかも?!
3つのグループに分かれて学校の周りを探検に出かけます。
地図とタブレットを持って、さあ出発~!
ふだん歩いている道もよく見ると新しい発見があったり、学校の近くでも行ったことがないところがあったり、気づいたことを地図に書き込んでいきます。
ここからは子どもたちがタブレットで撮影した写真を紹介していきます。
「飛び出し坊や」もよく見ると個性的。フラダンスしてたり、リボンをつけていたり。
「ゆずるバス(コミュニティバス)はここも通るねんな」
「あそこに『小野原』って書いてある」
地図で見つけた小さな公園に行ってみました。
「この公園にはすべり台しかないけど、前はここにブランコと砂場があったっぽい。遊ぶ子どもが少なくなって遊具が減ったんかな」
あの大きい塔みたいなのは何だ?!調べてみたら、浄水場から送られてきたきれいな水を一時的に貯めておく「配水池」だということがわかりました。
家が学校の近くにある人は、このあたりの道にも詳しくて、「このお店、おいしいで」「この道を通ると公園に出る」など、率先していろんな情報を教えてくれました。
また、地図にある近道が見つからずに迷っていたら、なんと偶然、他のクラスの保護者の方に出会って、道を教えてもらったグループもありました。
歩いたところの地図を作ろう~
学校に帰ってきてから、それぞれのグループで地図を作りました。
タブレットで撮った写真を見ながら、「これはここの写真やんな」「そうそう、こんなんあったよな」と記憶を呼び起こしていきます。
完成した地図をもとに、自分たちが見つけたものを説明しました。
【赤グループ】公園が4つもあった。大きい公園も小さい公園も。高級車をたくさん見かけた!きれいな家も多い。畑作業している人もいた。
【黄グループ】大きな道沿いにお店が多かった。コンビニ、スーパーだけじゃなくて食べ物屋さんもあった。
【緑グループ】住宅街の中で歯医者をいくつも見つけた。スーツ着ている人を見た。公園ではこどもじゃなくておじいさん・おばあさんが運動していた。
学校がある小野原のことも、実は知っているようで知らないこともたくさんありました。小テーマではそれぞれの人が住む町のことを調べていくことになります。クラスの人がどんな町に暮らしていて、どんなことを調べていくのか楽しみです。(S.N)