2022年度3学期の低学年のテーマは「大豆」をやりました。
「大豆」では、納豆チーム・豆腐チーム・大豆いろいろチームの3つの分かれて活動しました。
こちらでは、「納豆チーム」がどんなことをしてきたのか紹介します。
納豆についての問い出し
初めは納豆について気になる問いを出したり、やってみたいことを出しました。
・納豆のパックに中に何粒ある?
・納豆菌には種類はあるの?
・他の国でも納豆を食べるの?
・納豆のネバネバの耐久力は?どれだけ伸びる?どれだけ重さに耐えられる?
・どうしてネバネバができるの?
・大豆以外で納豆はできるの?(オリーブとか)
・納豆を食べたい!つくってみたい!
などのことが出ました。
みんなのやりたいことができるように以下のことをすることにしました。
・納豆のパックの中身を数える調査
・納豆をつくってみる
・納豆ネバネバ耐久力実験
・納豆に詳しい人にメールで聞く
納豆づくり
まずは、納豆をつくるにあたって、作り方を調べました。それぞれお家の人に聞いてみたり、一緒に調べたりしてきてくれました。
納豆菌について調べてきてくれた人は、実際に納豆菌の調達までやってくれました。納豆をつくるのに、すでにできている納豆パックから納豆を移動してつくるやり方に違和感を感じていた人もいたので、みんなのモチベーションが上がりました!
発酵箱についてもいろいろ調べた結果、今あるものでやりやすそうな①水筒とお湯②ダンボールとカイロの2パターンで実験してみることになりました。
まずは、大豆を水につけるところから。
水につけるとみるみるうちにしわしわになっていくのが面白かったです。
加熱後は、納豆菌をつけることに。「納豆菌って納豆の匂いがするなぁ」とか、「本当にこれで納豆ができるのかな」などいろんなことを思いながらつくっていました。
その後は、お家に持って帰って温度管理。
水筒チームの人はお湯が冷める前にお湯を入れ替え、段ボールチームはカイロをたくさんいれたそうです。
ときどき確認しながら「納豆の匂いがしてきた!」「あんまりネバネバしてないから失敗したかも?」とどきどき。
結果は、、、
さて、発酵期間を終え、実際にみんなで食べてみることに!
まずは、ダンボール納豆の方から。
匂いを嗅いでみると「なんだかすっぱい感じ?」
「失敗してるかも、、、」と不安な中実際に食べてみると、やはり失敗していました!
「めちゃくちゃすっぱい〜」
「これ食べたらダメなやつだ!」
「多めにつくったのにもったいないことしたなぁ」と残念な気持ちになりながら、次は水筒納豆を食べてみます。
水筒納豆は、匂いは普通の納豆の匂いがしています。
実際に食べてみると、こちらは成功!
「めっちゃおいしい〜!」
「こっちたくさんつくれば良かった〜」
「普通の納豆より大粒でいい感じ!」
「なんで市販のはもっと濃い茶色なんだろう?」
といろんな感想が出ます。
実験結果は模造紙にまとめました。
失敗もしましたが、無事成功した納豆が食べられてとても嬉しかったようです。
次回は、ほかに気になっていた納豆のネバネバについての実験です。
「納豆ネバネバ耐久力実験」と称し、実験することにしました。
納豆の探究は続く、、、
(T.Y)