2月21日(火)にテーマ学習の発表会がありました。
高学年の3学期のテーマは「寒さを楽しもう!~寒さでcold(こおるど)~」。
ゲストの方から、寒い地方の様子や生活を教えてもらったり、雲や雪のでき方などの仕組みを教えてもらい実際にペットボトルで雲を作る実験をしてみたりしました。
その後はくらしグループ、気象グループ、個人に分かれて興味や関心があることを調べたり実際にしてみたり、それぞれ学びを深めてきました。
こどもたちはどんなことに興味を持ち、学びを深めてきたのでしょうか?
【ステージ発表】寒さを活かした生活の知恵、くらしグループの発表
くらしグループからは、生活の中に寒さを生かした楽しみの工夫や疑問から、
・ドライフルーツづくり
・ドライフラワーづくり
・マラソンによる温度変化調べ
・さつまいもの調理法による食べ比べ
の発表がありました。
ドライフルーツづくりは、ミカン、リンゴ、キウイ、さつまいも、しょうがの5つでした。(フルーツでないものもありますが…)
実験をはじめて、時間の経過とともにどんな変化があったのか、食べてみた結果の感想などがまとめられていました。
意外にもリンゴが不評だったようです。
ドライフラワーづくりは、室内やベランダなど、干した場所によってどんな違いがあるかに疑問をもち、いろんな場所でドライフラワーづくりをしていました。
場所による温度の違いなどまで記録されていて、実験のようです。
結果、どこの場所でも素敵なドライフラワーができていました。
マラソンによる温度変化調べは、寒いときは運動したら暖かくなる!ということから始まったようです。
公園を走って、走った距離でどれくらい体温に変化があるのか…
しかし、実験中に体温計が壊れていることが発覚。
正確な結果は得られなかったようでした。おしい。
最後にさつまいもの調理法による食べ比べ。
寒いときに食べたい食べ物さつまいもを、七輪で焼いたり、蒸したり、フライパンで焼いたりしてほくほくに。
(本当は落ち葉で焼き芋がしたかったそうですが。)
焼き芋がおいしそうですが、時間が足りず火が通りきらず、いまいちな仕上がりになったそうで。
すべてが思うような実験にはならなかったようですが、そこから多くのことを学べたようでした。
【ブース発表】個性豊かなそれぞれの小テーマ
気象グループからは、雲づくり実験の追加実験の様子、雲のでき方やダジックアースを使った雲の動きの説明、日本の地形と雪の降る仕組み、雲の種類の紹介の発表がありました。
その他、寒い地域に住む動物、たくあんの作り方の発表がありました。
寒さによっておこる現象の仕組み、寒さを利用した知恵、寒い環境でしか見られないものなど、同じテーマから様々な小テーマへ分岐し、それぞれの興味関心に沿って学びを深めてきたことが分かる面白い発表でした。