2学期にも実施した低学年おとまり会。
前回は水ぼうそうの流行でお休みの人がたくさんいたということで
子どもたちから「もういっかいやりたい!!」という声が。
2学期はスクールワークの時間を使って、実行委員の人を中心に
低学年全員で話し合いを進めて準備をしましたが、今回はスクールワークの時間を使うことができません。
なので、実行委員の人が話を進めていくということでおとまり会を実施することになりました。
日程をいつにするか、どこに泊まるのか、どんなプログラムにするか、ご飯は自分たちで作るか出してもらうか、、、
毎週1回お昼休みに集まって、いろいろな内容について話し合いました。
その実行委員の話し合いの中で、すてきだなぁと思った出来事を紹介します。
実行委員も最初は12人ぐらいいましたが、だんだんと減っていき6人に、、、
「お昼休みに遊びの時間が減るのがいや」
「他の実行委員もしていて大変だからやめたい」
と、辞めていく人もみんなに理由を伝えてから抜けていきます。
もちろん人数が減るとその分残った人たちが大変になります。
でも、そこで抜けたらだめ!と言うのではなく、
辞めたい人の気もちも聴こうとする姿勢がとてもすてきだなと思いました。
でも、残った人も
「人数減って大変になると思うから、もし何か手が必要になったり
困ったりしたときは助けてもらえる?」
と、辞める人にも伝えていました。
こうやって、自分以外の人の気もちも大切にしつつ、
行事の計画を進められるように低学年の人たちも工夫しています。
でもやっぱり、人数が少なくて実行委員の人がちょっと大変そうでした。
「やっぱり実行委員少ないと、おとまり会できへんかもしれへんなぁ」
ということで、もう一度募集をしてみることに。
そこで新たに2人実行委員に入ってくれて、8人でラストスパートまで準備を進めていき、
無事おとまり会を実施することができました。
スタッフとしては、3学期忙しいなぁ、おとまり会もう一回するのかぁ、、、
と、内心思っていましたが、低学年でもこうやって、
「自分たちのやりたいことを自分たちで実現することができる」
という経験はとてもいい経験だなぁと思います。
(実行委員中心で作ったしおりを見ながら、おとまり会前日に最終確認をしている様子)
こうして2か月ほどかけて準備してきたおとまり会。
次回は当日の様子を写真付きで紹介します!
(Y.K)