小学部では、今年度最後のベストまとめ展がありました。それぞれがプロジェクトで取り組んできた成果を発表します。
これまでのベストまとめ展とは少し形を変え、「展示コーナー」「体験コーナー」「発表コーナー」の
3つに分けて発表してみようということになりました。
こうなったいきさつを少し説明すると、、、
前回のベストまとめ展で、いろいろな飛び方をする紙飛行機を作った人がいました。
これまでだとそれを説明して見てもらう、という形だったのですが、
見に来たお客さんが
「これちょっと飛ばしてみてもいい?」
と聞き、紙飛行機の飛ばし比べが始まったのです。
その様子を見て、紙飛行機を作った人は、とても生き生きした表情で紙飛行機の違いを説明していました。
作品の伝え方も、いろいろあっていいな。より生き生きした活動になるな。
そう思って今回新しい形にしてみました。
そんな新しいベストまとめ展の様子を紹介します!
第一部は「展示コーナー」と「体験コーナー」に分かれての発表です。
展示コーナーでは、見に来てくれた人たちに自分の作品について、作り方や工夫したところ、大変だったところ、気に入ったところなどを子どもたちが自分で説明します。
今学期、低学年にはアイロンビーズが大人気でしたが、ほかに手作りカレンダーやドミノを組み立てた汽車を展示している人もいました。
発表の途中で、お客さんの誕生日を何気なくきいていったところ
「カレンダーにみんなの誕生日を書いてみたら?」
という声が上がり、
そこから見に来てくれた人に誕生日を聞き、カレンダーに書きこんでいました。
カレンダーに、よりオリジナル感が出ました!
見てくれた人たちからはコメントをもらい、「ベストまとめ展シート」にはりつけていきます。
体験コーナーでは実際の作品を使ってゲームができます。
どのゲームも大人気!たくさんの人が歓声をあげながらゲームを楽しんでいました。
アイロンビーズでポケモンゲーム。
アイロンビーズで作ったモンスターボールを投げて、ポケモンに当たって倒れたらゲットです!
ドミノおきおきゲーム。
ドミノをいろいろな向きで積み重ねていき、崩れたらその分は自分の手元に。
先に手持ちのドミノがなくなった人が勝ちです。
ダンボールゲーム。
キャラクターの顔の部分の穴に、指定の色のビー玉を転がし入れます。
タイムを競っていました。
ドミノでだるまおとし。
最初は少ない枚数から。徐々に増やしていくと難しい~!
第二部はホールでの「発表コーナー」です。
プロジェクターに作品を映し出し、大勢の前で子どもたちがマイクを持って発表します。
今回はアイロンビーズ、いえ(工作)、戦国劇、絵本、推しノート、模写の発表がありました。
作品を作った理由や作った手順、気に入っているところのほか、
うまくいかなかったことや反省点なども発表する姿が立派でした。
みんな聞いてくれる人の顔をしっかり見て話しができていました。
自由な発想にあふれたすてきな発表ばかりで、質疑も盛り上がりました!
子どもたちののびのびとした世界にふれ、子どもも大人も感心したり、想像を広げてみたり、と楽しく笑顔いっぱいの発表となりました。
どの子も堂々と発表していましたが、ふりかえりの感想では「緊張した」「汗びっしょりだった」という声がありました。
自分の作品を完成させ、どきどきしながら大勢の人に見てもらい、
フィードバックを受け取ることで子どもたちは成長していくのだと思います。
子どもたちにたくさんのコメントをくださった保護者のみなさま、どうもありがとうございました。