高学年、3学期のテーマ「寒さを楽しもう!寒さでcold(こおるど)」
今回は大きく2グループに分かれての活動となりました。
ひとつは「くらしグループ」
もうひとつは「気象グループ」
です。
それ以外に自分一人で探求したい人たちは「個人テーマグループ」に入りました。
気象グループでは、まずみんなでどんなことを調べたり、体験してみたいかを出し合いました。
雲の動き、種類、地形や地域と寒さとの関係、雪のことなど・・・
グループのみんなでやることを決めて、取り組みました。
まずは、地形・地域と寒さとの関係を調べました。
日本列島には北から冷たい空気が入ってきて、流れてきた雲が山脈にぶつかって雪を降らせることや
空気だけじゃなく、海も暖流と寒流があることなどがわかりました。
次に、雲づくり実験をしてみました。
4年生の男の子が「ペットボトルのお湯の温度を変えたら、どうなるやろ?」
と、問いを持ったのをきっかけに、
水の温度や線香の煙の量を変えて調べてみました。
雲づくり実験については、こちらでもう少し詳しく書いています。
テーマ学習〈気象〉雲づくり実験【高学年】
その次は、雲について調べました。
雪雲はどうやってできるのか、
雲にはどんな種類があるのかなどに加え、
ネットで気象衛星の画像を見た4年生の人が、「なぜ雲は同じ方向に流れているんやろ」という疑問を持ち、
そこから偏西風や「コリオリの力」という物理現象が働いていることをつきとめました。
また、スタッフが偶然ダジックアースというデジタル地球儀のことを知り、
それを貸していただくことができたので、
子どもたちと大きな地球を眺めながら、雲の動きを観察しました。
真っ暗な部屋に青い地球がぽっかりと浮かび上がる姿を堪能し、
最後はみんなで地球を持ち上げてみました。
(A.M)