12月の修学旅行前にいろんな病気が流行り、急遽「京都は3学期に行こう!」となりましたが、ついにその日がやってきました。
今回も残念ながら全員でとはいきませんでしたが、少なくとも12月の大分に行けなかった人たちは全員参加できて一安心でした。
今回の京都は、当初の予定と大きく変更があったため、12月から計画を立て直していたとはいえ、前日まで予定を詰めたり、金額の計算をしていたりと、本当にギリギリでした。
内心、本当にこれで大丈夫かなぁという気持ちもありましたが、子どもたちならきっと大丈夫だろう、あとはなるようになるという気持ちで当日を迎えました。
そして、当日。
順調に集合場所からスタートしたと思いきや、乗り換えし損ねる人が出てしまい、早速分裂してしまいます。
駅で待っている他の人たちと合流したあと、遅れた人を待つのか、先に行くのか、どうするかを話し合いました。
なかなか結論がでませんでしたが、そうこうしているうちに遅れた人たちが到着し、次の電車に急ぎます。
切符を買うのに時間がかかるとふんで長めに時間をとっていたおかげで、なんとか予定の電車に間に合うことができました。
雪が降る中、ほっと一息つきながら鉄道博物館へ向かいます。
駅についたら、ほんのり雪が積もっていました。
鉄道博物館で受付を済ませ、1時間ほど見学します。
電車や駅に関する展示物がたくさんあり、1時間では足りないくらいのボリュームで、行く前はあまり興味をもっていなかった子も楽しめた様子でした。
楽しむあまり、何人かが早めに出て買っておくというスケジュールでしたが、すっかり忘れてしまい、急いで買いに行きます。
スタッフ含めた人数分ともなると、2枚ずつしか発券できない券売機で買うにはとても時間がかかります。
結局、1本遅れの電車に乗って、次は動物園に向かいます。
「こんなに寒いのに、動物たちは外にいるのかな~」なんてことを話しながら、雪の積もった道を歩いていきます。
動物園についたら、ごはんを食べる、先に動物たちを見て回る、お休みの子へのお土産を買うなど、それぞれ思い思いに過ごしました。
雪が降る中、アイスを2本も食べている子もいたり…
天候もあってか他のお客さんもあまりおらず、雪も積もっていて、プチ雪合戦が始まったりと、時間的には予定より短くなってしまいましたが、普段とは違う環境を思い切り楽しんだようでした。
最後に、バスに乗って金閣寺に向かいます。
金閣寺は遊べる要素はないので、子どもたちは楽しいのだろうか?という気もしましたが、それも杞憂におわりました。
雪の積もった金閣寺は何とも美しく、子どもたちからも、「おおぉ~…」「すげー!!」「めっちゃ綺麗!」といった声が出ていました。
抹茶アイスや抹茶団子、阿闍梨餅などの食べ物も楽しみ、修学旅行の全行程は終了しました。
帰りのバスがとても混んでいて、2本ほど見送ったので、予定より後の電車にはなりましたが、案内を担当してくれたこのガイドは完ぺきで、道に迷うことなく目的地にたどり着くことができ、大きな事故もなく、みっちりと京都を楽しんだ修学旅行になりました。
大分の分と合わせて、報告会が楽しみです。