ふつふつと湧き上がる源泉。ここは地獄の1丁目。〜2022修学旅行③ 地獄編〜


スーパー銭湯「夢たまて筥」で朝風呂を堪能した後は、
あちこちから立ち昇る湯けむりを見つつ、温泉街をてくてく歩いて、次なる目的地「かまど地獄」へ。

 

(前回のブログはこちら)
船上からの美しい朝焼けと、湯けむりの街。〜2022修学旅行② 別府温泉編〜

 

 

入り口では大かまどの鬼さんがお出迎え。

(大かまどを担いでる風を撮りたかったが、難しかった)

 

ここでもまた、担当の人が入場料を支払い、一同は地獄へと足を踏み入れました。

 

ここはかまど地獄1丁目。
泥の沼のような恐ろしげな温泉でした。

 

2丁目はなんと100℃。沸騰してる。

 

3丁目は美しいブルー。
地獄というより天国?

 

その横に極楽1〜4丁目がありました。
足の岩盤浴や、温泉水(水といっても80℃!)を飲めるコーナー、蒸気を吸って喉や美肌に良いコーナーがありました。

 

続いて、かまど地獄4丁目〜6丁目。
ここでは、係の人による煙を大きくするパフォーマンスを見ることができました。
どれも圧巻。

 

地獄の終わりに待っていたのは、美味しいものと足湯のコーナー。
肉まんやゆで卵を食べたり、足湯を楽しんだりしました。


このゆで卵がめちゃうまでびっくりでした。

最後に、お土産コーナーを通りました。
おうちへのおみやげを買う人も。

今回、地獄めぐりはかまど地獄1カ所だけという計画でしたが、
ここだけでも十分楽しめました。

 

かまどの鬼に別れを告げて、一同は次なる目的地、鉄輪地獄地帯公園へ!
鉄輪と書いて「かんのわ」と読むことを、今回の旅で初めて知りました。

さて、ここから結構な距離の上り坂をてくてくと歩いて行きました。
途中、最後尾にいたスタッフ(Aさん)がかまど地獄に旅行バッグを置き忘れたことが発覚。
慌てて取りに戻り、無事バッグを回収しました。
子どもたちに「忘れ物ない?」と散々言ってたくせに。

鉄輪地獄地帯公園はなだらかな傾斜のある広い公園で、大きな遊具があり、子どもたちは元気に走り回っていました。
どこまで元気なんだろう。

 

ここで1時間ほど過ごしました。
1時間あれば他の地獄も巡れそうですが、子どもたちの予算オーバーで、無料の公園は楽しくてありがたい場所でした。

ここから次なる目的地、大分マリーンパレス水族館「うみたまご」へ向かいいます。

 

バス停まで、道案内担当の人を先頭に、風情のある温泉街を歩きました。

 

途中、どうしてもトイレに行きたい人が現れて公衆トイレに駆け込みましたが、
先頭の人は「バスの時間がギリギリ!」と慌てていて、みんなで焦りながらも無事バス停に。

(見たものを一つひとつメモしたり、イラストを描いて記録を取っていた人も。)

 

安心したのも束の間、ちょうどバスが1台やってきて停車しましたが、今度はこれに乗るのかどうかが分からず。
運転手さんは降りてどこかに行ってしまい(終点のバス停だった)、子どもたちが困っていたところ、
近くにいた地元の方が、「どこ行くの?」と声をかけてくださいました。


「うみたまごです」
「それならこのバスよ」
「ありがとうございます!」
「どこから来たの?へえ大阪。楽しんできてね」
親切なおばさまのおかげで、無事うみたまご行きのバスに乗ることができました。

バスに40分ほど揺られて、さあ次のバス停はうみたまごの「高崎山」となった時に、
バスの運賃が事前に調べていたのと違っていることに気づきました。

慌てて再計算する担当の人たち。ちょっと足りない。
降りる直前に、なんとかお金の準備ができ、スムーズに下車することができました。

 

こうして、幾多の壁?を乗り越えて、最終目的地「うみたまご」に到着したのでした。

 

 

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(A.M)