ペーパーフライをやってみました!


3学期に中学部でやってみた「ペーパーフライ」を高学年でもやってみました。

ペーパーフライはA4の紙を落下させて、滞空時間の長さを競うものです。学校には「裏紙」と呼ばれている、印刷を失敗したり、表面だけを使った紙がたくさんあるので、それを材料として使いました。ルールは、落下させるときはA4用紙1枚分を落下させること、テープを使わず切った部品は糊で付けること、落下させるときは手で勢いをつけないで、ただ落とすというものです。

  

 

テスト段階のフライの落下は、椅子の上に立って、その高さから落とします。「こうしたらよさそうだな」と自分が考えたフライを作って落としてみる、落とした結果からまた次のフライを考えて作ってみる、というのを何度もやって、チームごとに、2階から落下させるフライを決めていきました。
2階から落下させるチャレンジは2回ですが、みんなで話し合って、2回目の前に「試験飛行」という時間を設け、その時にも2階から落としてみました。

 

 

1回目は紙の中央に傘の柄のように足をつけたフライの落下時間が5.24秒、2回目は紙の4辺に凧の足のようにぴらぴらを付けたフライが4.77秒で最長記録でした。

とても簡単な実験ですが、落下時間を長くするのはそんなに簡単ではない(安定した姿勢で落下するのと、滞空時間を長くすることのバランスが難しい)という、おもしろい実験になりました。滞空時間を競う、ということをしましたが、とても美しい姿勢で落下するフライがいくつかあり、そういうフライにはアーティスティックポイントを付けてもいいなと思いました。(NY)