小学部の人が「サッカーのこと」という議題を全校集会で提案しました。内容としては、学校以外の広い場所でサッカーをしたい！ということ。
プロジェクトの時間にサッカーをする人がいるんですが、あまり広くない敷地内ではサッカーができる場所が限られていて、窮屈な思いをしている人もチラホラ…少しでも広い場所で思い切り走ってボールを蹴りたいという気持ちが大きくなっているようでした。
そういう機会ができた場合に、参加したい人はどれぐらいいるか聞いたところ、たくさんの人が手をあげてくれました。そこで、選択する形でサッカーをすることが承認され、中心になって準備をすすめていくグループに入る人を募ったところ、小学１年生〜中学３年生まで13人が集まりました！
そのグループの人たちは、お昼休みに集まり、場所、持ち物、チーム分け、ルールのこと、時間のことなど、役割をわけて、準備をすすめました。小学生から中学生までいるので、それぞれのグループに同じ年齢の人が偏らないよう、中３と小２、中２と小４など、混ざり合う形でグループを決めました。
決まったことをまとめて、しおりを作って、参加する人にも配りました。
ただサッカーをするだけでなく、するために必要なことをグループみんなで考え、役割を担い、楽しい時間を作ってくれました！スタッフはほとんど何もせず…何かをやってみたい！という気持ちのパワーの凄さを感じました。
いざ、サッカーの日！２コマ目から出発です！道案内をしてくれたのは、電車の時間や会場の予約をしてくれた人たち。向かっている道すがらにも、周囲の人への配慮や声かけもしてくれていました。
太陽の塔を眼下に、低学年の人たちは走り出す人たちもいて、会場につくまでも全力です。
到着して、ルール説明とチーム分けを伝える人と、ゴールやタープを設営する人に分かれました。
審判もやってみたい！と、特製のイエローカードとレッドカードを手に持ってチャレンジ！！
ゲームは、４チームに分かれて、総当たり戦！経験者も未経験者も関係なくボールを追いかけます！
なんと今回はVARが使われる奇跡が！！ゴールしたかどうかの際どい場面で、ちょうどスマホで撮影をしていただいてたために、再生して確認することができました！！最新鋭システム採用！こどもの森の底力！判定はゴール！！なんてこった！
試合をしていない人もそれぞれに遊び方を見つけてすごしたり、はだしでおにごっこしてみたり..低学年の人は走れたらOKな様子でした！！
最後はフルコートでの試合をして試合終了！さすがにフルコートは広すぎる感じもありましたが、見ているだけではわからない、実際のサッカーの大きさやむずかしさを体感することができたようです。
片付けも全員で手分けして、今回のサッカーしたいプロジェクトは幕を閉じました！ちょっとした気持ちから新しいプロジェクトがうまれ、そこに賛同して一緒に関わってくれる人たちが集まり、一つの時間をつくっていくおもしろさが経験できるのはこどもの森の良さの一つです。
めちゃくちゃ熱い日でしたが、丸々４時間思い切り楽しみました〜！サッカーグループの人たち、ありがとう〜(K.F)
