ともにつくるためのリーダーシッププログラム@高学年


おとなの森の事業で「ともにつくるためのリーダーシッププログラム(ともつく)」を実施していますが、高学年でもやろうということになり、ことば共同の時間に実施しました。

1回目は「対話とは」で、自分や場を俯瞰できるような位置(対話のホームポジションと名付けました!)に戻る方法を探りました。2回目は「自分との対話」で、氷山モデルの感情の下にニーズ(希望や願い)があることを知り、もやもやする気持ちの下にどんな願いがあるのかを探りました。3回目は「合意のつくりかた」で、話し合いで大切なことをワークしながら探っていきました。

3回目は、3チームに分かれて、ワークをしながら、私や私たちが集会や話し合いの時に大切にしていることを探り出していくということをしました。

 

ワークは、集会で嫌だったこと・困ったこと、うれしかったこと・よかったことを付箋に書き出す、というところから始めました。

 


その後、そのシートを見て、そういう気持ちになったのはなぜか、どんな願いや希望があったのかを出してみる、というのをしました。


次に、それらの願いや希望の付箋をグループ分けし、集会で大切にしたいことにつながるような名前を付けることをし、チーム毎に発表しました。

 

 

最後に、チームごとに、私たちが話し合いの時に大切にしていること3つか4つを選びました。

 

2コマで4つのワークを進めるハードスケジュールでした。特に4年生には、内容的になかなか難しいところもありましたが、みんな頑張ってチャレンジしてくれました。

それぞれ、うれしかったことも、困ったことも、大切にしたいことも違うけれど、「私達はこんな私達だ!じゃあ、どうしたらいいんだろう?」というところに目が向き、「私達」として第一歩を踏み出せたかなと思います。(NY)