ジャーナリスト西谷文和さんのお話~テーマ「わたしのしょうらい」低学年~


1学期のテーマ学習が始まりました。
今回は「わたしのしょうらい」というテーマで学びます。今日は、ジャーナリストの西谷文和さんのお話を聴きました。

西谷さんはアフガニスタンやイラクなど、紛争が起こっている地域に行き、
ジャーナリストとして取材をされています。昨年、高学年の人たちは西谷さんのお話を聴いていますが、
低学年の人たちは今回が初めてです。

 

まずは、紛争が起こっている国の現状を映像で見ました。
ショッキングな場面もたくさんありましたが、子どもたちは真剣に見ています。

低学年の人たちにとっては少し難しいのではないかな?
と思っていましたが、実際に現地で取材をしている西谷さんの話を聴いて、
学校で学ぶことができて、温かい家があって、おなかいっぱいご飯が食べられる。
自分たちの住む日本は平和な国であるということを感じた人も居たようです。

西谷さんにどうしてジャーナリストになろうと思ったのかを聞いたところ
最初はいろんな国に行くのが好きで、紛争地域にも行ってみたいという気持ちで行ったそうです。
そこで現状を目の当たりにして、だんだんと何か自分にできることはないかと思い、
ジャーナリストとして現地を取材したり、支援を続けたりしています。

終わった後は、みんなで感想を出し合いました。
「全身やけどを負った女の子がかわいそうだった。」
「日本には武器を持っている人がいないけど、アフガニスタンの人たちは普通に持っていておどろいた。」
「テントで眠るのが寒そうだった。」
「水やしょくりょうの大切さがわかった。」
「日本ではこれが当たり前と思っていたけど、アフガニスタンの人たちは戦争があるのが当たり前なんだなと思った。」
「ジャーナリストの仕事って、すごいと思った。」
など、いろいろな感想をもっていました。

好きという気持ちから、だんだんと使命感にかわって、命の危険がある場所でジャーナリストとして働いている西谷さん。
とても貴重なお話を聴けて刺激のある時間になったと思います。

ありがとうございました。

(Y.K)