低学年クラスで『心の王国にいる国民を考える』ワークショップをしました!
箕面こどもの森では、「自分も人も大切にする」ということを大切にしています。
自分を大切にするとはどういうことかを、心の王国にいる国民に例えて考えてみました。
例えば、スタッフのきりんちゃん王国には、、、
「人と比べる国民」「ぐうたら国民」「自然大好き国民」「甘いもの大好き国民」「せっかち国民」がいるそうです。心の王国にいる国民の声に耳を傾けることで、自分を大切にすることができます。
説明を聞いているとき、「ぐうたら国民」というワードがでたら「俺や俺!」と盛り上がったり、説明を静かに聞きたいから「みんな静かにして~」という声が上がったり、児童たちの反応は様々でした。
ワークをしている最中は、児童たちは思い思いに「王国」を想像していました。
「王国」だからお城から書き始める子や、「遅刻しちゃう国民」「ゲーム好き国民」「すみっこぐらし好き国民」「したいことをしたい国民」「暗いのが怖い国民」「嘘が嫌い国民」など自分のことをたくさん書いてくれる子もいました。
特に印象的だったのは、ワークが楽しかったようで1枚だけでなく、2枚も「王国」を書いている子がいたことでした。しかも、それが1人ではなく2人もいたことが驚きでした。
楽しみながら自分の好きなものや嫌いなことを見つめなおすことで、『自分を大切にする』ことの理解につながるワークだったなと思います。
これが自分の中の心の国民の声を大切にしていくきっかけになればと思います。
(M.T)
※このワークは心理カウンセラーのオズともこさんの「こころ王国アプローチ」を参考にさせていただきました。