3学期のテーマ発表会がありました!【小学部】


2月25日(木)、今日は小学部の3学期のテーマ発表会でした!

 

3学期のテーマのテーマは「からだと心」でした。

みんなそれぞれ、自分の興味関心に寄せて「からだと心」について考えていました。

低学年の子たちは、2人や3人で協力している人も多く、にぎやかなブースが多かったです。クイズを発表に取り入れたり、「脳~将棋のこと~」というテーマでブース発表をしていた子は大きな将棋の駒を作って立てかけたりしていたり、様々な工夫がみられて面白かったです!

保護者の方からもたくさん質問が飛び交うブース発表でした。

 

特に印象的だったのが、低学年の子の「からだがしんだらこころは、どうなるの?」という発表でした。死んだら天国に行く。だから天国では「死んだ日がお誕生日」だと話してくれました。

一方で高学年の子は、やはり一味違う深みが感じられる発表ばかりでした!!

 

例えば「髪の毛について」考えてくれた子は、アメリカでの実体験を基に髪の毛の色についての差別や問題について、考えて発表していました。

「レインボーヘアー」という言葉の中には、「きいろ」や「あか」はあるのに、自分の髪色である「黒」がないことに非常にショックを受けたそうです。

この経験もあり、髪色に対しての違和感を発表にしたそうです。

 

私自身も考えさせられる深い発表でした!

 

午後からはステージ発表でした!

ブース発表とは違い、制作物や調べたことをスライドにまとめたものを、全員の前で発表します。

 

低学年の子たちは、「からだクリエイター」となり、参加メンバーみんなで協力して、体の内臓を作り、人体模型を完成させました。

肺の動きや小腸の長さがわかるような工夫もあり、すてきな発表でした!

 

高学年の発表は、細胞やがんなどの体の細かい部分や病気についての発表から、多重人格や双極性障害など人の内面やこころに焦点を当てた発表まで、多方面にわたる内容でした。

大人でも詳しくは知らないような内容に、子どもたちの興味関心の広さや探究心、まとめる力に驚かされました!

 

1日を通して子どもたちの様々な内容の発表を聞いて、これからも自分の興味関心のアンテナをどんどん広げ、知りたいと思ったことを自分の納得がいくところまで探究していってほしいなと思いました。