焚き火とバードコール作りをしました【低学年】


この冬いちばんの寒さに見舞われた1月14日、わくわくの郷で焚き火とバードコール作りをしました。

学校での説明時に、「雪で焚き火が消えませんか?」と質問が出るくらい、牡丹雪がたくさん舞い散る中、キャンプ場へと向かいました。

 

 

 

 

 

 

 

施設の方から、道具の場所や注意事項などをお聞きして、いざ! 裏山から枯れ葉を集めて運んでくる子、燃えやすい葉っぱを拾ってくる子、枝を集めてくる子、薪をくべる子……。自然と役割分担をしながら、みんなで焚き火の準備をしました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

サツマイモ、じゃがいも、リンゴ、おにぎり、マシュマロ、ウインナー……。それぞれが持参した食べ物を、アルミで包んで焚き火に入れたり、竹串に刺して火であぶったり……。中には保冷して持参したバターとじゃがいもでじゃがばたを焼く子もいて、幸せいっぱいの表情でほおばっていました。 「おいしい~♡」「マシュマロとろとろ~」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

おなかがいっぱいになったら、急峻な裏山での登山に挑戦。 竹の幹や根っこやロープをつかみながら、頂上を目指しました。 登山や鬼ごっこの間も、誰かが焚き火のそばについて木をくべたりして、火が消えないように見守ってくれました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

灰の火が消えるのを待って、片づけをして、研修室へ。 はじめに施設の方より、バードコールの作り方を教えていただきました。 いざ、木に穴を開けようとハンドルを回そうとすると、かなりの力が必要で、途中からスタッフが代わりに回しました。

穴を開ける道具の先のドリルが木から抜けなくなったり、穴が大きくなりすぎたり、いろいろハプニングがありましたが、施設の方に助けていただきながら、なんとかみんな木に穴を開けることができました。

ボルトねじを回すと、「ピピピピッ」「キュキュッ」と可愛らしい音がします。 絵を描いて、完成! 「外で鳴らしたら、カラスが鳴き返したよ!」と、興奮しながら教えに来てくれる子もありました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

できあがった子から、運動場での自由遊びになりました。

 

本物の竹でできた竹馬と竹ポックリ(缶ポックリの竹版)があり、たくさんの子がチャレンジしていました。 スタッフも竹馬をやってみると、竹が太くて握り続けるのが大変で、なかなか難しい……。 けれどあきらめずに、何度も何度も挑戦して、中には5m以上、進めるようになった子もいました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そのうちにこどもたちでランナーと順番を決めて、竹ぽっくりリレーが始まりました。 ランナーのまわりを、みんなで伴走しながら応援。途中、転倒もありましたが、無事、ゴール! 空を見上げると、朝とは打って変って、きれいな青空が広がり、その下でたくさんの素敵な笑顔が輝いていました。

 

(S.A)