「第13期ユネスコスクールSDGsアシストプロジェクト」活動発表会に参加しました!【高学年】


先日、オンラインで「第13期ユネスコスクールSDGsアシストプロジェクト」活動発表会が行われました。

ユネスコスクールの子どもたちが、各校のSDGsについての学びを発表する会です。
こどもの森を含め、6校が参加しました。
こどもの森の人たちは2学期にテーマで学習した「気候危機」について、それぞれの学びと高学年でこれから取り組んでいきたいことを発表しました。

始まる前は少し緊張した様子でしたが、、、
画面がONになった瞬間、こどもの森の人たちは画面の向こうに大きく手を振っていました。

このフレンドリーさが素敵!

 

 

北は宮城県気仙沼市、南は福岡県大牟田市の学校の人たちとオンラインでつながり、なんだかうれしい気分。
遠い地域の同年代の子どもたちとの繋がりは、新鮮に感じた人も多かったようです。

 

発表では、それぞれが学んできたことをカメラの前で発表しました。

 

 

ひとりたったの15秒!
みんなが時間をかけて学んできたことを伝えるには短すぎる時間でしたが、とても上手に伝えたいことをまとめていました。
他の学校の人たちにも、きっと伝わったのではないでしょうか♪

発表を聴いていると、「気候危機」についてのテーマ学習は終わったけれど、これからもみんなの地球を守るためにずっと考え続けていきたいテーマだなあと改めて思いました。

 

 

他の学校もとても素敵な取り組みをしていたので、少し紹介したいと思います。

宮城県 気仙沼市立月立小学校さんは、伝統文化である「早稲谷鹿踊」を未来へ残すため、発表会を行ったり、多くの人に知ってもらうためにクリアファイルを作ったりするなど、地域とのつながりを大切に活動されていました。

新潟県 十日町市立飛渡第一小学校さんは、野菜栽培や米栽培をして、売上げを老人ホームに寄付したり、学校でサケの稚魚を育て、地域の川へ放流したりする活動など、全校生徒6名という小さな学校ですが、ダイナミックな活動がすごい!

京都府 京都市立安朱小学校さんは、フリマ、マイバックづくり、食品ロス0メニュー考案、ふろしき講座など、さまざまな活動をされていました。「持ち歩きたくなるマイボトル」や「歩きたくなる安朱マップ」などを作って、よりたくさんの人に関心を持ってもらうための工夫が素敵でした。

香川県 三豊市立下高瀬小学校さんは、学校内で「もったいない憲法」を作り、電気や水など、資源の無駄遣いをなくす活動をされていました。学校には「省エネパトロール隊」なるものも存在しているんだそう。発表でのおもしろい仕掛けに、こどもの森の人たちも「すごっ!」と驚きの声。

福岡県 大牟田市立大正小学校さんは、「フラワータウンプロジェクト」という活動をされていました。花の苗を販売し、売上げをキリバスの植林活動へと寄付したり、マーシャル諸島の学校と一緒に環境についての学習をしたり、地域での活動が世界に繋がっていました。まさに「Think globally, act locally(地球規模で考え、足元から行動せよ)」!

 

各校の発表の後は、感想や質問を出し合うタイム。

他の学校の素敵な取り組みに
「すごい!」
という声がたくさん上がっていました。
「どうやってキリバスへ寄付するの?」
「放流したサケがボロボロになって元の川へ戻ってくるのはなぜ?」
など、気になることも質問をしていました。

 

活動は違えど、SDGsについて同じ方向を向いて取り組んでいることが分かり、とても嬉しい時間でした。
他の学校の活動を聴いて、やってみたいと思うこともありました。
これからもみんなで一緒にミライについて考えていけると素敵ですね♪

 

公益社団法人 日本ユネスコ協会連盟のホームページで当日の様子が紹介されています。
後日ダイジェスト版の動画もアップされるようです!

【初開催】「SDGsアシストプロジェクト」活動発表会を実施!