【共に学ぶその1】
小学部のテーマ学習「気候危機~地球にやさしいくらし」を学習する過程がとても刺激的だったので、シェアしたいと思います。
2学期のはじめには、環境活動家の方、森林保護活動団体の方などのゲストをお招きしたり、動画や絵本で情報をインプットをしたり、お家の人にインタビューをしたりして、対話を重ねました。
私は全然詳しくない分野だったので、知らなかったことを子どもと一緒にたくさん知りました。
(軽いショックを受け、個人的にはかなり未来に対して暗い気持ちになったことも、、。)
後半はそれぞれが小テーマを決めて発表に向けて探究しました。私は低学年担当で、1〜3年生の子どもたち12名と、もったいない発見隊を結成。(その他の人達は1人か2人組でテーマを定め、本やポスターにして発表。)
今回はそのもったいない発見隊の話が中心になります。
まずは、学校の中の「もったいない」を探したり、壊れているけどまだ使えそうな物をなおしたり、落とし物を持ち主に返したりという任務を遂行。
やる気たっぷりの発見隊の皆様でした。
さて、待ち構えるのは「テーマ発表」。さあ、どうする??
「劇がしたい!」「いや、人形劇のがいい!」
となって、ペープサートに決定。
登場人物、大まかなストーリーはみんなでするすると決まり。
その後がすごかったです。
台本は3年生の1人が中心になり、
「結局、ものを使い捨てしたり、どんどんゴミにするのが温暖化につながるってことだと思った。それを劇にしたい!」
「途中でちょっと図にて説明しよう!」
「ストーリーは、もったいない行動を伝えるだけじゃなくて、こういう風にしたら、ちーきゅん(地球)が喜ぶってこともいれたい。」
「それから、こんなんがあったらいいなっていうアイデアもいれたい!」と、膨らむ膨らむ。
私はアイデアに沿って、セリフにするお手伝いだけをしました。同時進行で、
ペープサートや小道具を作る人、図解を模造紙に作る人。大人はほぼノータッチで完成
ここでも3年生の別の子が中心となってひっぱってくれました。
若干わちゃわちゃしたマイペースな人達だし(低学年なので)、時間も限られてたので、練習こそこちらが少し指揮をとりましたが。
「発表がうまく行かなくても、まぁ子どもたちの劇やしなぁ。」と思える感じでした。
低学年といえど、子どもたちの持ってる力って、すごいなぁ。
あとは、1〜3年生が混ざっていることもとってもよかったです
なるほど、「伴走すること」「こどもの主体性」ってこういう感じのことかと感じた、ワクワク楽しい時間でした
(Y.T)