前日からハラハラと降っていた雪が止み、白く光った校庭で子どもたちが雪合戦をたのしんだ午後、”ホワイトパーティー”がホールで開かれました。
司会担当の女の子は、開始前は「どうしよう。ドキドキしてきた。」
と緊張気味でしたが、始まりの時間になると、マイクを手にはっきりとした口調で
「今からホワイトパーティーをはじめます。」とあいさつし、最初の出し物の
なぞなぞの出題をしました。
問題を聞くとすぐに「ハイハイッ！」と手が上がり、司会の人のところに走りより、耳元で小さな声で答えていきます。とても素早く手が上がるので会場の人もビックリ。
次はクイズのコーナーです。
ホワイトボードに映された、スタッフの昔の写真を見て誰かを当てる
「このひとはだれでしょう。」です。
現在のスタッフの年齢がわかりにくいように、写真はみんな白黒に加工されています。
すぐに誰かわかる写真もあれば、「だれ、だれ？」「エ～ッ！」と声が上がる場面も。
次々に映し出される、スタッフの子どもの頃の写真に時代を感じ、会場に来られていた保護者の方も感心したり、
納得したり。
スライドが終わると休憩時間になり、こどもたちが当日一生懸命に作ったおやつを
いただきました。クッキー、白玉団子、リンゴ、バナナとアレルギーの人のことを考えたメニューです。
休憩のあとはコンサートタイムです。
低学年の女の子が「キューティーハニー」を一人でマイク片手に力いっぱい歌ってくれました。
次は「竹馬」です。
5年生の男の子がこの日のために校庭で黙々と練習を重ねてきました。
会場の人は多目的室に移り、庭で披露してくれる竹馬を観ます。
最初の構えのポーズ、竹馬に乗ってトントンとリズムを刻んで移動したり、竹馬の棒を素早くくるりと回転させたりと、素晴らしい演技に、見ていた人たちは
「オーッ！すごい、すごい。」「がんばれ～。」と声援を送り、感心して見つめていました。
最後の決めのポーズのあとは、大きな拍手が湧きました。
再びホールに戻って、今度は「芋ほり」です。
鬼以外の人が床にうつぶせになり、手をつなぎ輪になって、土の中のおいもになるゲームです。
鬼が足を引っ張って、手を離させて抜いていきます。
ワーワー、キャーキャー、ゲラゲラとホール中に大きな声が響きます。
おとなも、こどもも、引っ張られても手を離さないように懸命です。
2回目が終わった時には、顔が赤くなっている人や「アー疲れた。」という人も。
プログラムの最後は「猛獣狩り」です。
♪猛獣狩りにいこうよ。♪
♪猛獣狩りにいこうよ。♪
♪鉄砲だってもってるし・・・♪
の音楽に合わせて歌い、鬼がいう言葉の文字数どおりの人数に集まります。
みんなリズムに合わせて歌い、振りも上手に真似して、言葉の数どおりササッと集まりました。
寒い毎日が続く中、みんなの熱気で盛り上がり、寒さを忘れる午後のホワイトパーティーでした。
(M.Y)
