相手と平和な関係を築くための「三色の帽子」について学習がはじまりました。
☆三色のぼうし☆
赤色帽子→強い言い方や暴力で自分を通す、攻撃的な言動 (相手を大事にできていない)
青色帽子→嫌だと思っても受け入れてしまうなど、弱気な言動 (自分を大事にできていない
黄色帽子→自分の思いと相手の思いを大事にして、平和的な解決をめざす
(*子ども向けにはもう少し簡単な言葉で説明しています)
使いたいおもちゃの取り合いになった時、どうする?
「赤い帽子だったら、とにかく奪い取っちゃうかな?」
「青い帽子だったら、嫌なのに譲っちゃうかな?」
「黄色い帽子だったら、うーーーん、なんていえばいいだろう?」
と考え、即興のペープサートやロールプレイで実演してみました。
それから、自分は黄色い帽子なのに、相手が赤い帽子を外してくれなかったら、、、。ということも考えました。
こういうケースは子どもたちの毎日にはよくある光景です。
「赤い帽子をかぶっている人に、赤い帽子をかぶって近づいていくと、、?「それはあかんーー!ケンカになる!」
「ちょっと時間をおいて、落ち着くのを待つっていうのがいいかも。」
「気分が直ったら一緒に遊びたい気持ちになるかも。」
「でもはっきりと伝えることは大事だと思う。」
となかなか大人な意見が飛び交います!
この学習のあと、イライラプンスカしている子に、「赤い帽子、やめてー。」というとハッと気づくような場面もよくありました。
考えたことをそのまま日常に落とし込み、ケンカのない平和な毎日、というわけにはいきませんが (笑) 子どもの心の片隅に今回の学習が残り、少しずつ黄色の帽子をかぶる人・場面が増えてくるといいなあと思います。
Y.T