1学期のテーマ『平和のレシピ~自分から始まる平和なレシピ~』の発表が終わりました!
高学年は平和についてそれぞれに興味のある小テーマを決めて、学びを深めました。
グループごとに分けて、学んだ内容をアップしていきたいと思います。
最初のグループは
「ポイ捨て」
「戦時猛獣処分」
「戦争と動物の関係」
「ハンセン病と差別」
「動物実験」
というテーマについて考えました。
「ポイ捨て」では、街中にポイ捨てされたごみによってたくさんの生物に悪い影響が出ていて、命をも脅かしていることを知りました。
そして驚くことに、人間も1週間にクレジットカード約1枚分ものプラスチック成分を食べているといいます。
たくさんの生物に悪影響を与えるポイ捨てがなくなり、平和な環境になるようなレシピを考えました。
・商品のパッケージ(タバコやペットボトルなど)にプラスチックによって苦しんでいる動物の写真などを印刷して、ごみを捨てる人の心に働きかける。
・ポイ捨てされているごみと引き換えに元気な動物の写真が入ったがちゃがちゃができる。
「戦時猛獣処分」「戦争と動物の関係」では、戦時中に殺された動物たちについて調べました。
逃げ出した猛獣が人を襲わないように殺しなさいという命令が国から出て、たくさんの動物が毒入りのえさで殺されたり、餓死させられたりしていたこと。
また、戦争用の服や武器に使うために殺された動物がいたことを知りました。
もし当時自分が生きていたとしたら何ができるかを考えました。
・動物園を作らない。
・動物のための疎開先を作る。
・そもそも戦争をしない。
戦争をしないためには、こどもの森のように、ひとりひとり相手の意見を聞きながら話し合いをすることが大切だとまとめていました。
「ハンセン病と差別」では、ハンセン病患者の方々が受けてきた差別について調べました。
元ハンセン病患者の方々は、家族とは離ればなれになり、病気が治ったとしても見た目で差別されるために故郷へ帰らない人もたくさん居ました。
ハンセン病に対する誤った情報が出回ったことにより差別がどんどん広まっていったということを知りました。
このような差別を無くすためには、周りの言葉に流されず自分がおかしいと思ったことは声をあげたり行動にうつしたりしていきたいと言っていました。
「動物実験」では、私たちが普段使っているシャンプーや化粧品、おもちゃなどの安全性を確かめるために行われている動物実験について調べました。
皮膚や目に薬を塗られたり、脳に機械をつながれたり、他にもたくさんの酷い実験があることを知りました。
少しでも世界から動物実験が無くなって欲しいと願い、そのために
・自分の周りの人に動物実験というものがあることを伝えて知ってもらう。
・動物実験をしていない会社の製品を使っていく。
という平和のレシピを考えました。
ひとりひとりが考えた平和のレシピが実現されて、平和な地球に近づいていくことを願っています。
自分たちの考えたことを短い動画にして、発信することにもチャレンジしています。
世界が平和になるために、自分たちにできることのひとつとして自分の言葉で語っています。
よかったらご覧ください。
動画はこちら
世界が平和になるために~小学生が考えた平和のレシピ~
(Y.K)