全校で避難訓練を行いました!


6月10日(火)に2021年度、初めての避難訓練を行いました。コロナ禍で緊急事態宣言発令中のことでもあり、以前のように消防署の職員の方に来ていただくという事はできませんでしたが、こどもたちとスタッフで実施することにしました。

 

しばらく避難訓練を行っていなかったこともあり、1回目は予告をして行いました。訓練の前に、突然地震が起きたらどのように身を守れば良いのかを子どもたちにたずねました。「ドアをあける」「机の下に急いで隠れる」「隠れる所が無かったら、ダンゴムシのポーズをする。」などがあり、以前に防災の学習でやったことを思いだした人もいました。また、「おはしも」(お:おさない、は:はしらない、し:しゃべらない、も:もどらない)を説明してくれる人もいました。

突然1コマ目の学習中にアラームがなり、「地震だ!地震だ!」とスタッフが大きな声で知らせると、素早くみんな机の下にかくれました。一旦落ち着き、子どもたちが1列に並んでいるところに、再びアラームがなりました。余震の合図です。「また地震だ!地震だ!」の声にあわてて再び机の下に隠れました。その後、各クラスそれぞれの経路を進み、隣のにとり公園に向かいました。スタッフは名簿や学校携帯、非常用バッグを持っています。子どもたちの中には、慣れない避難に戸惑う人たちもいて、点呼に時間がかかったクラスもありました。避難確認の終了時間は4分でした。

2回目は7月2日(金)、予告なしの避難訓練でした。1コマ目の学習時間中に突然アラームがなり、「地震だ!」の声にみんな素早く机の下に隠れました。小学部の1階には、前回と同じようにトラップ(割れたガラス(模造品)や本、箱が落ちていたり、スリッパ立てが倒れたり)がありました。今回はどのクラスも落ち着いて避難できました。1回目より、スムーズに公園に集まり、点呼も早くできました。かかった時間も約1分早くなりました。

 

3年前は大阪北部地震があり、学校周辺も断水などの被害がありました。地震や火災はいつおきるかわかりません。今回は、2回とも学習中の設定でしたが、子どもたちのふりかえりでは、「休み時間や、身近にスタッフがいないときはどうしたらいいのか。」や「定期的にやることが大事だと思う。」という声があり、今後の訓練につなげていければと考えています。

 

S.N/m.y