20年度最後の研究発表会がありました。
今回は4組の発表がありました!
1組目は、低学年クラスの2人。「カレンダー」を作りました。
去年は自分たちの学習室ににカレンダー(これも当時の低学年クラスの人が作ったもの)があったけれど、今年はないことに気づき、作り始めました。
毎月、その月のイメージを絵にして、11ヶ月分(8月は夏休みなのでなし)を作りました。
2組目からは、高学年の6年生の長期プロジェクトの発表でした。
1人目は「羊毛フェルト」を使った作品。
2羽のうさぎは、 お家で飼っているウサギを参考にして作り、
柴犬は本を見ながら作ってきました。
最終的には間に合わず、柴犬は完成できなかったそうですが、
一心不乱にチクチクと羊毛を固めて、愛情込めて作品を作り続けました。
ウサギを学校にある花壇に並べて写真を撮ったのも、彼女のアイデアです。
2人目は「折り紙」の作品。
1枚の折り紙だけで、ハサミなどを使わず、折ることだけで、作品を作りました。
ドラゴンやロボットという3体の作品はどれも細かい折りでできていて、
1枚で作ったとは思えないような作品が出来上がっていました。
Youtubeを参考にしながら、黙々と長い時間折り紙と向き合ってきた姿勢は、まさに神業。
発表が終わっても折り紙を降り続けています。
3人目は「プログラミング」。
もともと興味があり、学びたいと思っていたプログラミングの方法を、マイクラというゲームを使って、覚えてきました。
最初に立てていた計画を今見返してみると、かなりひどかったという気づきがあったり、自分はパソコンなどを使って学ぶことで頭に入りやすい、という発見があったそうです。
今年度は、コロナの影響もあり、研究発表会があまり開催できませんでした。
それでも、こどもの森では、プロジェクトの時間を中心に、おもしろい計画やアイデアから、たくさんの作品が生まれています。それらを、それぞれの人の言葉や表現で、みんなと共有できる時間を、来年度はもっと作っていければいいなぁと考えています。
(K.F)