こまを作ろう!


高学年のサイエンスで、こま作りをしました。材料は、丸い割りばし、段ボール、厚紙、紙粘土などです。

3チームに分かれて、まずは作戦会議。スタッフがあらかじめ作ってきたこまを触りながら、どんな作戦で制作を進めるか、10分ぐらい話し合いました。

その後、いよいよ、こま作りです。サークルカッターの使い方に苦戦したり、円でない形に挑戦しておもりを使って重心をだしたり、思い思いのこまをつくりました。

どのチームももう少し改良を進めたい感じではありましたが、40分ぐらいで制作を切り上げ、片付けをし、チームごとにどんなことを工夫したかを書き出しました。

いよいよ、どのチームのこまが一番長く回っていられるか勝負です!3回勝負して、2回勝ったチーム、1回勝ったチーム、1回も勝てなかったチームがでできましたが、みんな満足していました。
自分のチームのこまで勝負したあと、ほかのチームの人のこまも貸してもらって回してみました。

最後に、この勝負を通じてわかったことを書いてもらいました。
芯が短い方がよく回る、重たい方がよく回る、回し方がうまい方がいい、床の上より机の上の方が回る、芯がとがっていない方が回る、さかさまにした方が回った、などの発見がありました。

さかさまにして回してみる、というのは、頭で考えているだけではたどり着かない発想かもしれません。触っているからこそ試せることがある、ということも発見ですね!

こま作りは難しい作業ではありませんが、たくさん試すと、たくさん分かったことがでてきました。「ちょっとやってみる→観察してわかったことから改良をする→またやってみる」というサイクルを、チームメンバーと話し合いながら楽しそうに進めていました。

みなさんも、こまを作ってみませんか?(NY)