低学年のかずの不思議の翌日、
今度は高学年の希望者14名が参加して、光が透き通って見える多角星つくりをしました。
(本来は、トランスパレントペーパーという特別な紙でつくるのですが、代用の折紙でも十分に美しく仕上がります)
コロナ対策のために、昨日に続いて今回もホールに長机を9脚運びこみ、
密を避けるために間隔をあけて二人ずつ座って、ワークショップをしました。
持参してもらったものは、好きな色の折紙1枚とハサミと定規だけです。
1-1 最初に、折紙を1枚切って星のパーツAをつくります。
折り紙を下の枠に固定して、定規で縦と横の線を6本引き、12枚の長方形を切り出して、そのうち8枚だけ図のように四隅を折ります。(4枚は余りです)
1-2 パーツの下にある45度の折り目を利用して、次々とピッタリ重ねて貼り合わせていくと、8枚で45度×8=360度 になり、一回転して円周上に並びます。こうして完成したのが下の紫色の多角星です。(貼るときは、糊の跡が見えないように、つまようじの先端にボンドをつけて、小さな点状に糊をつけます)
パーツAの生徒作品(折り重なった跡が、はっきりと透けてみえています)
「もっと、もっと作りたい!」 の声でパーツBの多角星つくりが始まりました。
2-1 パーツBは前頁の原図から8枚丁度切り出せます(BはAよりも幅が太い)
2-2 パーツBの回転角も、一つ分が45度なので、8枚で45度×8=360度 となり、一回転して円周上に並びます。完成したのが下の黒色の多角星です。
下の写真、左はパーツAの多角星で前頁の作品と同じタイプ。両作品とも折り方が少し乱れていることが透けて見えていますが、それでも美しいです。机を並べて作った男子2名の力作です。
(参考)22.5度ずつ16枚を折り重ねてつくった多角星(22.5×16=360)
(M.M.)