海の生き物のことを学びました


森で作られた栄養が、川から海に流れていくことを学んだ子どもたち。
栄養だけでなく、まちで出たごみも風や雨に流されて、最終的には海に流れていってしまうことを学びました。

そんな海にはどんな生き物がいるのか、大阪自然環境保全協会の田中広樹さん(ペーターさん)に来ていただきました。

ペーターさんから、「みんなどんな海の生き物、知ってるか絵に描いて教えて」と言われた子どもたち。
カニ、魚、タコ、クラゲ、カメ、ヒトデなどなど、いろんな生き物の絵を描いていきました。

子どもたちが描いた海の生き物の絵を、次々にホワイトボードに貼っていったペーターさん。
生き物は、大きく背骨をもっているものと、もっていないものにわかれることを教えてもらいました。

漁をするとき、大きな網で魚を一気に捕まえるので、捕まえたい魚以外もたくさん入ってきてしまう。
チリメン(カタクチイワシの子ども)をとるときもそうで、他の魚な生き物も一緒に網に入ってくるというお話で、
チリモンさがし「チリメンジャコの中に混ざっている小さな生き物さがし」をしました。

よく見ると、カタクチイワシのほかに、エソ、アユ、タイ、タコ、エビ、タチウオ、カニなど、いろんな生き物が混ざっていて、
子どもたちは、「ペーターさん!ペーターさん! これ何? 見て~!!」と言いながら、口々にペーターさんを呼びながら、いただいたパンフレットを見つつ、
生き物を探していました。

チリメンモンスターさがしの後は、微小貝さがしをしました。
よく見るとたくさんの種類がある貝。
貝に混じって、ゴカイの巣やサンゴも見つかり、大阪湾にいろんな生き物がいることもわかりました。

ゴミが最終的には、海に行ってしまうように、私たちの生活スタイルが海に大きな影響を与えています。
豊かな海を守っていくことの大切さを学びました。(M.F)