みんなで楽しもう!音楽ABC発表会♪


6月25日の午後、音楽ABCの合同発表会が開かれました。
Aは低学年、Bは高学年、Cは中学生。
1学期間、それぞれのクラスの音楽選択者たちが練習してきた成果を、お互いに見せ合いっこしました。
音楽を選択していない人もお客さんとして、別室でライブビューイング。(3密を避けるため)
さらに、おうちの人たちにもZoomで様子を配信して、ご自宅で子どもたちの演奏を見ていただきました。

1学期が始まってから5月いっぱいまではオンライン学習だったので、
音楽の学習がとてもやりづらかったのですが、
6月からはようやく学校でみんなと顔を合わせて練習することができるようになりました。
そんな1学期の音楽でしたが、みんなの力で無事発表の日を迎えることができました。

 

さあ、まずは音楽Aの発表です。
音楽Aではこれまで、担当講師のタクティ(中山拓人さん・カホン奏者)と一緒に、
空き箱などで打楽器づくりをして楽しんできました。

 

作った打楽器を見せてもらって、それを使ってみんなで好きな歌を4曲、歌いました。

カホンをたたいたり、ダンスをしたりと、楽しいパフォーマンスを見せてくれました。

 

会場で聞いていた高学年や中学生からは、「かわいい~~!」」の声が。
低学年の元気な歌声が会場に響き渡りました。

 

次は音楽Bの発表です。
音楽Bではこれまで、一人ひとりのやりたい楽器や歌を出し合って、どんなふうにしたらみんなで合わせられるかを模索してきました。
最終的に、2グループに分かれての発表となりました。

1つめは「白日」
担当講師のまぎにゃん(石川まぎさん・ピアニスト・編作曲家)のピアノ伴奏で歌いました。
カホンやカスタネットを演奏する人もいました。

  

2つ目は「ジブリメドレー」
まぎにゃんとピアノの連弾や、ピアノ伴奏してもらってピアニカの演奏をしました。
「海の見える街」「崖の上のポニョ」など、音が飛び跳ねる難しいメロディも、がんばって演奏していました。
「やさしさにつつまれたなら」はピアニカの優しい音がとても似あっていて、すてきでした。

   

会場からも、
「曲と楽器がよく合っていて、すてきだった」
という感想が。

 

さて、最後は音楽Cの発表です。
実は音楽Cの人たちは、ぎりぎりまで動画で発表する予定になっていたので、
これまでずっと個別練習をしてきたのですが、
つい先日、全員が学校に来れるのなら生演奏にしよう!となったのです。
そんなわけで中学生たちは、発表の直前になってから全員で合わせて練習をし始めたのでした。

そんな中学生の演奏はどうだったかというと、
これがとてもすてきだったのです。

中学生は2曲演奏してくれました。
1曲目は「もののけ姫」
リコーダーの澄んだ音色が美しく、ベースギターが音の厚みを出して曲を支えていました。

 

2曲目は「風になる」
こちらはまぎにゃん編集の動画発表でした。


ウクレレのさわやかな音色と、バケツドラム、壁をたたくという斬新なパーカッションが織りなす楽しい演奏でした。

ベースギターやウクレレは初めて取り組む楽器だったのですが、
初めてとは思えないよどみない演奏に驚きました。

会場からも、「さすが中学生!!」」と感嘆の声が。

そして最後は会場のみんな、そして別室でライブビューイングをしていたみんなと一緒に
中学生の伴奏で「風になる」を歌いました。
 
低学年の人たちも手作り打楽器で参加し、
タクティのプロのカホンも入って、にぎやかで楽しいひとときをすごしました。

今回お世話になった、タクティ、まぎにゃんには感謝でいっぱいです。
立派な機材や楽器を無償で貸していただいたり、
子どもたちの演奏を録画し、編集作業をしてくださいました。
そして何より、一人ひとりの子どもたちに寄り添いながら、学習を進めてくださいました。
タクティ、まぎにゃん、ありがとうございました!

 

音楽Aのみんなとタクティ

音楽Bのみんなとまぎにゃん

音楽Cのみんなとまぎにゃん

(A.M)