自分の頭で考えよう 藤原ひろのぶさんのお話


6月8日(月)、「ESRTHおじさん」で有名な社会活動家の藤原ひろのぶさんに、学校に来ていただきました。
低学年と高学年・中学部の2グループに分かれて、お話をお聞きしました。

低学年のグループでは、「大人の言うことを鵜呑みにするのではなく、自分で考えることの大切さ」が大切だというお話から始まりました。

人は、必ず死ぬ。
インフルエンザで、1年間に1万人。交通事故で3000人。コロナウィルスでは900人。
コロナウィルスで亡くなっている人は、ほとんどが高齢者で、10代以下の人の死亡例はほとんどない。
そんな中で、みんなは、何をこわがっているんだろう?
なぜ、マスクをつけているんだろう?
大人に言われるからではなく、自分で考えること、これが大切。そのために、勉強すること。

ひろのぶさんのお話を低学年の人たちも真剣にきいていました。

お話の後半は、絵本のあんぱんまんとテレビのアンパンマンの何が違うか?
テレビのアンパンマンには、バイキンマンが出てくるけど、絵本のアンパンマンにはバイキンマンがでてこない。
正義と悪、いいものとわるものというのは、単なる見方。
わるものからみたら、いいものがわるものの場合もある。
正義の反対は、もう一つの正義。どちらかが正しいと言ってしまうと、人を排除したり、戦争にだってつながしまうというお話でした。

午後は、高学年と中学部の人たちがお話を聞きました。

地球が誕生して1日に換算してみると、人類が誕生したのはPM11時57分。
たったの3分で、人が自然を壊してきている。
という切り口から、環境の話や格差、思い込みの話など、いろんな話をしてくださいました。

 

何が問題なのか、何が足りていないのか
日本人は、やさしさが足らなくなってる
自分で考え、自分で決める。もうちょっとやさしくなることが大切。
というメッセージをいろんな角度から伝えていただきました。

ひろのぶさんのお話を受けて、一人ひとりの子どもたちが、自分にできることに向き合ってくれればと思います。
(M.F)