「どうして人は空を見上げるのだろう」


高学年の選択プログラムで「ソラシドカフェ」を開きました。

「ソラシドカフェ」は、宇宙をテーマに語り合う企画で、
これまでコクレオの森のおとな向けイベントとして2度、開いたことがあります。
今回は高学年向けに、オンラインでやってみました。

 

告知ポスターはこちら。

このポスターを見て、選択するかどうかを決めてもらいました。

 

まずは今日の星空案内。
新月直前のお月さま、一番星・金星、アークトゥルス・スピカ・北斗七星の並びの春の大曲線。

「他に、みんなの知っている星座とか星、教えて」と聞くと、
「さそり座!パパがさそり座やねん〜」
「みずがめ座」
「イルカ、かんむり、コップ座って言うのがあるで」
「夏の大三角かなあ」

みんないろいろ知ってるんやなあ。

 

そして、次に動画「果てない星の物語」をみんなで見ました。
これは、「星空を介して人と人とをつなぎたい」という思いで活動をしている「星つむぎの村」という団体が作ったもので、
美しい歌に合わせて138億年の宇宙を感じることのできる短い動画です。

短い宇宙旅行を体験したあとは、みんなで「どうして人は空を見上げるのだろう」というテーマで語り合いました。

子どもたちはそれぞれが思い浮かんだ言葉を出してゆきました。

「星がきれいだから。星座を見つけるの、わくわくする!」
「ホッとするから」
「火星に住めるかも!」

中にはこんなことを思った人も(*^^*)
「土星のわっかでかけっこしたら、どんな気分になるだろう?」
確かに、土星のわっかって、運動場のトラックみたいですよね。

 

さて、休憩を挟んで後半は、フリップ動画づくりにチャレンジ!
「空を見上げること、それは…」に続く言葉を紙に書いて、
それを見せながら読み上げてもらいます。
みんなで順番にリレーのようにつなげます。
(これも、星つむぎの村でおとなの人たちがやっていた動画づくりをマネさせてもらいました)

言葉を書き終わったら、まずは練習。
紙がよく見え、しかも自分の顔も画面にちゃんと入るように気をつけながら、読み上げます。

本番。
みんなちょっと緊張の面持ちです。
zoomのレコーディング機能を使って撮影しました。
学習時間、残りギリギリでしたが、なんとか動画が撮れました。

終わりがた、六年生の男の子が
『オレ、編集やろか?」
と声をかけてくれました。
ありがたい!
何しろ、担当スタッフは動画編集をしたことがないのです。

ということで、彼に動画穂編集をお任せすることになりました。
出来上がりが楽しみです。

(A.M)

 

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