ストロー笛と空き箱楽器


低学年向けの選択プログラム、音楽Aの3回目がありました。

今日は、前回チャレンジしたストロー笛のおさらいと、

新たに空き箱で音のなる楽器を作りました。

 

講師はカホン奏者の中山拓人さん(タクティ)

 

取り出したのは、ティッシュの箱。

これに輪ゴムをつけて、指ではじいてみると、ビヨン♪と音がします。

 

すると、まだタクティが何も言わないのに、子どもたちはさっそく家の中にある空き箱を探しに画面の外へ。

みんなやる気まんまんです。

 

「みんな、どんな音がする?聞かせてくれる?」

タクティの声に、みんなは自分の作った空き箱楽器の音を聞かせてくれました。

 

次にタクティが取り出したのは、丸い筒の空き缶。

「これだとどんな音になるかな?」

 

空き缶楽器の音は、缶に響くきれいな音でした。

箱の材質によって、違った音がでるのですね。

 

さらに、タクティからクイズ。

「ティッシュ箱につけた輪ゴムを、指で押さえて滑らせると、音はどうなると思う?」

 

3年生の女の子が手を上げました。

「え~と、うまく言えないけど、ひゅん~ってなる」

 

実際にやってみると・・・

なんと、音はだんだん高くなったり低くなったり、ドレミの音階のように聞こえました。

 

だんだん、楽器のひみつがわかってきましたね。

 

時間中、ずっといろいろ試していた1年生の男の子が発見したことがありました。

「見て、箱の横に輪ゴムをつけてはじいたら、こんな音。」

聞くと、にぶく、ビリビリした音がしました。

 

さらに、男の子は続けます。

「そんで、輪ゴムを太いのにしてみたら、こんな音になったで。

これが細い輪ゴム。(輪ゴムをはじくとピーンという高い音)

これが太い輪ゴム。(輪ゴムをはじくとブーンという低い音)」

 

研究がどんどん深まっているようです。

 

というわけで、次回もまた空き箱で音をならす実験をします。

どんな楽しい音を見つけることができるでしょうか。

(A.M)