世間では学校が休校になり、保護者たちが悲痛の叫びを上げている。
私の職場であるオルタナティブスクールからも子供が消えた。
しかし、その姿はなくても何気に楽しそうな声がどこからか聞こえてくる。
私の仕事している場所からは見えないけど。
どうやら画面越しに子供たちが集まってきている。
「はい時間になったのでハッピータイムはじめます。」
学習スタッフのぶっきー登場
次はかずの時間かな?
「はい、〇〇どうしたの?」
「1cmがね100個あつまったら1mでしょ」
「おうちにヒモないかな?」
かずの勉強をしている子供たちにぶっきーが丁寧に答える。
先生ってすごいなぁ。
子供の質問にさっと答える。
そうやん!先生って専門職やねんから家の大人がそれやるってやっぱりたいへんや。
と当たり前のことに気づいた。
今、公立校の子供は家庭学習をしている。
わからないところは親に聞く。答える時間のない保護者もいるかも。
うちのこどもの学校は新学年の範囲の宿題がでているのでフォローが必要。
私はこどもの質問にまず「えーっと」とその前後を読み込むことから。
うちは小4なのでなんとか答えられるけど。。。
オンライン授業をしているぶっきーの声に感心する。
低学年の人たちの質問に即座に答える。
途中に質問が割り込んでも「この次に答えるから待ってね」と
私は学習スタッフではないので具体的にどう学習が
進められてるのか知らないのだけど。
前からオンラインに取り組んでいたわけではないし、試行錯誤。
このコロナ機にこうなった。でもスタッフのスタンスは実際の
授業と変わりなくやっているように側から見て思う。
午後は画面越しにラジオ体操!
なにやら音楽も響いてきた。
公立の先生も子供達と過ごせないもどかしい日々が続いていると思う。
子供達の学習機会についてどんな議論になっているのか
私たちが知る機会はあるんかなぁ。
と事務のおばちゃんのつぶやきでした。(T.O)