チジミを作りました


6年生の男の子2人がプロジェクトの時間にチジミを作ることになりました。
プロジェクトの時間は1時間しかないので、始めにどんな手順でするかを話し合いました。終わる時間の15分前には片づけに入れるといいねと言うと、「片づけながらやるから大丈夫」と答えてくれました。
そこで、すべての材料を2つに分けて、別々にニンジンとニラを5センチほどに切りそろえていくことになりました。
A君は前にもチジミを作ったことがあるので慣れた手つきで作業を進めていましたが、チジミ作りははじめてのB君の切ったニンジンがぶ厚くなっているのを見て、「それでもいいけど、もう少し薄い方がいいかも」と言って、ニンジンを切るのを手伝ってくれました。
今日は22人分を作るのですが、準備に時間がかかってしまい、あと15分で焼き上げなければならなくなりました。
フライパンにおたまで具材を流し込みどんどん焼いていきます。ついに予定の時間がきてしまいました。でもがんばって8枚焼き上げました。
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2人は真剣な顔で焼き上がったチジミを人数分に切り分けると、次の授業があるので急いで教室にもどりました。
このチジミは帰りのミーティングの時に作った子どもだけでなく他の子どもたちやスタッフにもふるまわれます。
さあ食べようというところになって、タレがないのに気がつき、チジミを作った2人は急いでキッチンにもどり、タレをもってきました。
みんなが「おいしい!」とチジミをほうばっていると、A君がみんなに「今日のタレは醤油だけやねん」。
すると「それでおいしかったんや!」という声があちこちから聞こえてきて、作った子どもはほっとした様子でした。それを食べた子どもたちもニコニコ顔でした。(Y.T)
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