ラジオに出演することが決まり、準備を進めてきたこどもたち。
(準備編はこちら。→https://kodomono-mori.com/blog/?p=18825)
生出演では、ほんっっとうに緊張した様子で、ブルブル手が震えていたり、ほっぺたがみるみる赤くなっていったり。
それでも、今のみんなのせいいっぱいを出して、無事に終わりました。
さて、出演しておしまいではなく、振り返りがたいせつ。
「あの放送をどんな風に受け取ったか、おうちの人に聞いてきてもらえる?」と、事前にこどもたちに伝え、メディアを通して受け取り手がどう感じたかを聞いてみることに。(直前のお願いにご協力いただいたおうちの方々、ありがとうございました!)
<受け取り手の声>
・こどもの森のことが伝わってきたよ。楽しそうな学校だと思った。
・歌がよかったよ。
・「〇〇だよ~」の言い方が楽しそうな感じがしたよ。
・「公立」だけと比べるんじゃなくて、他にも学校はいろいろあるんじゃないかなと思った。
・棒読みのところがあったから、自分の言葉で話せるともっとよかったかな。
などなど。
それを受けて、こどもたちは、
・確かに棒読みやったな。原稿を読むと、つまってしまうし、自分の言葉で話した方が伝わる感じがする。あと、紙がカシャカシャ言う音も入っちゃってたなあ。
・公立以外にも学校あるしなあ。
・うーん、でもな、公立の学校って多いし、それと比べた方が分かりやすいと思ってん。
などなど。
発信する側になってみて、受信する側の感覚を聞いてみて、いろいろと感じたことがある様子でした。
また、ラジオ放送(音声データ)を自分たちでも聞いてみると…
・声、意外と聞こえてるなあ。めっちゃちっさいと思ったのに。
・行ったときさ、もっと答えるのに時間がかかってた気がする。なんか聞きやすくなってない?(※みのおFMさんが送ってくださったデータは、再放送用に編集が入っていました。)
・歌のときはなんか声が響いてる感じがする。そういえばなんかスイッチがあったような。
・スタッフの本名がつい出てしまったけど、パーソナリティの人がああやって言ったのは、本名が出ると本人が困るんちゃうかなって思ったからかなあ。
・早口だったのをパーソナリティの人が指摘してくれたのは、ゆっくり言った方が聞きやすいから、みのおFMを聞いている人にとっては早口だと聞き取れないからやと思う。
・おもちゃデーのこととか、パーソナリティの人がたくさん質問してくれたのは、聞いている人にもっと分かりやすくするためかなあ。おもちゃデーって、聞く人にとっては初めて聞くことばやしなあ。あと、原稿では分からなかったことを質問してくれてる。
・・・
など、スタッフもいくつか問いかけながら、こどもたちと振り返りました。
次の時間は、メディアと付き合うときの「一部と全部」の話を、低学年のみんなと考えてみます。(つづく)
(M.F)