夏休み  ~校庭の池~


箕面こどもの森学園も、一般の学校と同じように夏休みになりました。
子どもたちには、夏休みしかできない経験をしたり、有意義に時間をすごしたり、少し気を抜いてぼーっとしたりと・・・、それぞれの過ごし方で夏休みを過ごしていってほしいと思います。
さて、夏休みでも、校庭で元気な生き物がいます。
1年前に、同時4年生だった男の子が中心になって作った池の中です。
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「ビオトープを作りたい!」
穴を掘り、ビニールシートを張り、毛布を引き、またビニールシートを張って作った池。
「こんなので生き物が住めるのだろうか・・・」という心配をよそに、その男の子が放したカダヤシ(魚)は、真冬の氷が張った池の中でも生き続け、水草は増殖し、すっかりビオトープらしくなっています。
男の子が追加したタニシも、スタッフが放した黒メダカも健在。
それどころか、カダヤシやメダカの数が増えているので、繁殖している様子。
最近では、産卵のために飛んできているシオカラトンボをときどき見かけます。
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自分たちで作った池にいろんな生き物が暮らしているのをみると、なんだか不思議な気持ちになります。
夏休みが終わり、子どもたちが元気に登校してくるときまで、池の生き物を夏の暑さで弱らせてしまわないようにと思っています。
学園に訪れた際には、ぜひぜひこの池の中をのぞいてみてくださいね。 (M.F)