ゆめをポスターにして残そう〜SDGsとのつながりについても考えてみよう〜Manabee共育プログラムを実施!


学び場コーディネーター「Manabeeプログラム」で半年間学んでこられたメンバーによる共育プログラムを

高学年の選択プログラムとして実施していただきました。

今回はCチームの実施。メンバーは5名です。

この日のためにzoomで会議を重ね、練りに練った渾身のプログラムでした。

みなさんの熱意に感謝いっぱいです。

以下、メンバーのうっちーさんによる当日の様子の報告です。

(A.M)

 

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学び場コーディネーター Manabee(マナビー)プログラムで、6月より4つのテーマ(自己肯定感、自己決定、対話、ESD)について学んで来ましたが、

後半は実際にこどもの森で学習を担当する共育プログラム作り&プログラム実施をさせて頂きました。

 

《プログラム内容》

 

11月26日(火)2コマ目・3コマ目

参加者:高学年8名

ManabeeCチーム:5名

内容:

①ダンス(SDGs版PPAP)

②クイズ(SDGsの17の目標より)

③ゆめポスターづくり

 

《活動の様子》

まずは、動画を見ながら一緒にダンス♪

ピコ太郎が登場!

しましたが、皆の反応は

シーン。。

ダンスも少し恥ずかしかったようですが、

最後の「17」の数字は、しっかりポーズをとってくれました。

 

その後は、17の目標に関連したクイズタイムです。

クイズの回答は2択.3択または4択。それぞれがa,b,c,dから選択して、スタッフが提示しているカードの元に集まります。

例えば

1.貧困をなくそう

  1. 世界で貧困状態で暮らしている人は

どれくらいいますか?

  1. a) およそ800人
  2. b) およそ8,000人
  3. c) 8 億人以上

※答えは、c)です

 

正解に「へぇー」と驚いたり、「やったぁ」と喜んだり、少しずつ緊張もゆるんできている様子でした。

 

クイズが終わるとポスターづくりです。

まずはメンバーがつくったポスターを見せながら自己紹介をしました。

 

 

⚫︎SDGsは仕事にしなくても社会の中で取り組んでいけること

⚫︎「ゆめ」は自分の大切にしている事や価値観なども含めてよい

 

スタッフが実際にポスターを作る時に難しいと感じたことをポイントに、それぞれの人となりが分かる自己紹介をしました。

 

子ども達からは

「助産師になりたい」

「サッカー選手になりたい」

というゆめから

「殺処分をなくしたい」

「世の中の不平等をなくしたい」

という社会の課題に関するゆめも。

 

そこから関連する17の項目を選んで写真を撮りました。

実はこの17の項目に落とし込むのが、難しいだろうと予想していたのですが、

子ども達はイメージがすんなり出来た様でカード選ぶのがとても早かったです。

 

10 番のゴール「人や国の不平等をなくそう」を選んだ6年生の人は、不平等をなくす呼びかけをする歌手になりたいと発表してくれました。

 

ケーキ屋さんがゆめの5年生の人は、2番「飢餓を0に」と12番「つくる責任 つかう責任」を選んでいました。

 

「殺処分をなくしたい」をテーマにした6年生の女の子は、はじめは迷っていましたが、メンバーと対話する中で

15番「陸の豊かさも守ろう」

11番「住み続けられるまちづくりを」

を自分で選べたようです。

 

このテーマは今までも取り組んでいたものでしたが、改めてSDGsと関連して考える機会が持てたことが良かったと振り返りでスタッフのあゆさんからフィードバック頂きました。

 

ポスターの写真はiPadで、子ども同士で撮影しました。

可愛くポーズを決めたり、何度も撮り直したりして、お気に入りの1枚にデコレーションしてポスターが完成しました。

 

 

 

最後は、自分のゆめについて発表です。ゆめの内容や選んだ理由など、皆の前で話してくれました。

 

その後アンケートに記入してもらい、あっという間に2コマのプログラムは終了しました。

 

《感想・振り返り》

・子ども達にアンケートをお願いして良かった。PPAPのダンスやクイズを楽しんでいてくれていたことが分かった。

・SDGsのクイズは、答えが分かってからその内容について、もう少し深める事が出来れば良かった

・発表のとき、写真を見せたくないと言っていた人がいましたが、最終的にはみんなと一緒にホワイトボードに貼ってくれて良かった。質疑応答が子ども達同士でできれば良かった。

 

Cチームはプログラムまでに2ヶ月かけて、ミーティングを重ねて来ました。準備を念入りに出来たからこそ、当日は子ども達に任せて手放すことができ、逆に子ども達に助けてもらいました。

 

17の目標を夢に落とし込める柔軟さから、大人が難しい内容だと決めつけず、知る・考える機会が必要だということ。

そして日々子どもたちが対話を通じて自分の思ったことを表現することを実践されていることが分かりました。

 

最後に子どもの森スタッフのあゆさんより、Cチームメンバーそれぞれの良かった点をフィードバックして頂きました。

自分が、チームの中でも役割を果たすことや、お互いを認め合う関係性など、子ども達が日々実践していることを体感出来たと思います。ありがとうございました。

 

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【Manabeeプログラム報告&交流会開催!】

今回のManabee参加者による学びの報告と、交流会を開きます。

どなたでもご参加いただけます!

日時:2019年12月14日(土)17時~20時

場所:箕面こどもの森学園

参加費:3000円(軽食付き)

お申込みフォーム
https://kodomono-mori.com/contact.html

お問合せ:箕面こどもの森学園
電話:072-735-7676
メール:info@kodomono-mori.com