テーマさべつのたね ~午前の発表~


いよいよ、さべつのたね学習発表会の日を迎えました。

(これまでの学習の様子は、過去ブログをご覧ください)

 

朝から準備に奔走するこどもたち。始まりは、ブース形式の発表から。

 


ホームレスのことに興味を持ち、模造紙にまとめました。

実際に、ホームレスのおっちゃんたちに会いに行ったり話したりする中で、自分の「アタリマエ」の暮らしとの違いを感じました。

 


こちらもホームレスのことについて。

襲撃されることや、安心して寝られないこと、差別する側の人たちの気持ちは?など、自分が考えたことを模造紙にまとめました。

 


こちらは、つむじ令のことについて。

みんなで哲学したことや、自分が感じたこと、どうやって差別がはじまるか、などを話してくれました。

 


こちらは在日韓国人のことについて聞いたお話から感じたことを、本にまとめてくれました。

お話を聞いて「それっておかしいんじゃない?」と思ったことや、「言葉を練習すれば仲良くなれるかも」と、一年生なりに考えたことを本の中に書きました。本の最後には、韓国人と日本人が一緒に遊んでいる絵が描かれてありました。

 


こちらは、ホームレスのおっちゃんたちとお話した時のことを絵と文章でまとめました。

「おっちゃんたちが優しかった」「友だちを大事にしてって、おっちゃんたちが言ってた」など、印象に残っていることを書き、来てくれた人に伝えました。

 


こちらは、実際にホームレスのおっちゃんたちに会いに行って分かった暮らしのことについて、まとめました。

工事現場で働いている人たちが多いこと、寝るところのこと、高いフェンスのことなどを来てくれた人に伝えました。

 


こちらは、外国にルーツのあるゲストの方のお話を、本にまとめて発表しました。外国人だから、という理由だけで、仕事や住居に関して困りごとが起こったこと、お話の中で印象に残ったことを書きました。

 


こちらは、「あの子」という本を題材にしたワークショップで気が付いたことや、自分だったらこうする、というようなことを紙にまとめて発表しました。

うわさが一人歩きして差別が始まる、ということを知り、来てくれた人にこの本のことも話してくれました。

 


こちらは、高学年の子がまとめたお話の本。部落地域の当事者の方のお話を参考にさせて頂き、低学年にも分かるように擬人化して本にまとめました。

「知ること」「周りの人に知らせること」で、差別がなくなっていくのでは、と、考えました。

 


こちらは、日本の暮らしとバングラデッシュの暮らしの違いを、絵に説明を加えて発表しました。

おうちの周り、町の様子、そこに住んでいる子どもの様子などを比較して、紙にまとめました。

 

~午前の部は、まだまだ続きます。~

 


こちらは、人種差別について。そもそも人種って何?という自分の中の疑問からスタートして、調べていきました。

日本では差別は無いと思っていたけれど、このテーマをして、いろんな人に会い、様々な差別や困っている人たちのことを知りました。

 


こちらは、MARVELやX menなどの映画から差別を考えました。身近な映画の中にも、人種差別、黒人差別、性差別があるのでは?と気がついたことをまとめました。

 


こちらは、キング牧師のことについて。もともと読んでいたキング牧師の本から興味が湧き、黒人差別のことについてまとめました。差別されてきたことやそれに立ち向かっていった人たち…その歴史を知って感じたことを来てくれた人に伝えました。

 


こちらは、見た目のちがいグループの人たち。

お砂糖と塩を使って、「見えないってどんなこと?」を体感できるところがあったり、

このテーマで知った、「アルビノ」のことを伝えるブースがあったり、

「差別ってどうやって始まるの?」や、自分たちのさべつのたねについて模造紙にまとめて発表したブースがあったり。

見た目のちがいと差別について、考えてきたことを発表してくれました。

 

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そして、午後の部へつづく。

「みんなちがう。どれぞれの普通がある」テーマ『さべつのたね』~午後のブース発表~