おでかけ


箕面こどもの森学園には、いろんな地域からこどもたちが通っています。
中には2時間かけてくる子もいます。
「おでかけ」は、子どもが順番に学校から自分の家のまわりまで案内するという時間です。
今回は、池田から通っている2年生の女の子の家のあたりまで行きました。
どのバスに乗り、何時にどこの場所に案内するかなど、
女の子が事前に計画を立ててくれていたので
その計画にそって、彼女の案内でみんなは着いていきました。
IMG_4181.jpg
池田駅からずんずん山の方へ歩いていき、彼女がいつも利用している図書館や
近くの公園、自宅に行きました。
そして、女の子が大切に育てているインコのピーちゃんに会いました。
IMG_4185.jpg
いつも女の子が話してくれて、自由作文にもよく登場するあのピーちゃんに、初めて会うことができました。
帰り道に女の子が小さい頃からよく遊んでいたという駅前公園でひと遊びして、
池田駅まで送ってもらい、解散となりました。
IMG_4189.jpg
みんなで友だちの家のまわりにおでかけすることで
その子の生活がより具体的に理解できるようになります。
それは、その友だちそのものへの理解を深めることにつながります。
また、案内する方も、みんなに見てほしいスポットを考えたり
時間配分を考えながら計画をたて、実際にみんなを案内することで
自分が中心となる責任感や、みんなから受け入れられる感覚、
自分を表現する力などが育っていきます。
今回のおでかけでは、まだ2年生ということもあり終始緊張気味の彼女でしたが、
無事に案内を終えることができて、きっと満足だったんじゃないかなと思いました。