Manabeeプログラム④「ESD」


Manabeeプログラム合宿の2日目。

(合宿1日目の様子はこちら)

前日(というよりは、当日)の午前3時半まで飲みながらおしゃべりしていた人も、眠気とたたかいながら起床。
みんなで協力して、朝ごはんを準備しました。

朝ごはんを食べながら、ハッピータイム。
合宿の2日目ということもあり、みんなすっかり打ち解けていました。

朝ごはんを食べた後、いよいよESDについての説明が始まりました。
ESDとは、ノウハウではなく、あり方。
教育の本質を追求すれば、そのカタチはおのづとESDとなること、
遠い世界の難しいことではなく、自分の半径5メートルから始まる身近な活動であることなどをお伝えしました。

その後、箕面こどもの森学園でESDに特に深くかかわっている実践について説明をしました。

今回は、「人のこと、社会のこと、地球のことを考える時間」であるテーマ(ワールドオリエンテーション)、「みんなのことはみんなで決める行事」、「対立は話合いによって解決できる」全校集会の3つについてお伝えしました。

その後は、2学期のテーマ学習が「差別」について取り組むことを踏まえ、差別をテーマにしたESDの共育プログラムをグループごとに考えてもらいました。
テーマが深いだけに、みなさん、それぞれ真剣に自分の思いを話され、限られた時間の中でプログラムを考えてくれました。

みなさんが考えられたプログラムは、

Aチーム:高学年向け テーマ「違いから生まれるもの」
自分の得意なこと、苦手なこと、好きなこと、嫌いなことなどを話し合ってから、日ごろ感じたことのある違いについて、
ポジティブに感じていることや、ネガティブに感じていることなどを出し合うというもの。

Bチーム:高学年向け テーマ「差別って何?」
絵本の朗読やスタッフからの自己開示などの後に、差別についての絵を描き、その絵の対話型鑑賞をするというもの。

Cチーム:低学年向け テーマ「身近な差別について考えてみる」
違いについて感じていることを率直に話し合う。身近にある差別を自分事としてとらえていけるように働きかけるというもの。

Dチーム:低学年向け テーマ「ちがいってなあに?」
子どもたちの目線でちがい探しをやってから、人間観察をしたり、当事者に会いにいったりして、差別についての考えを深めていくというもの。

が発表されました。

みなさん、少ない睡眠時間にもかかわらず、頭と心をフル回転させてプログラム作りにチャレンジされていました!

最後は、グループごとに集合写真をとり、同じグループの方に感謝の気持ちを述べて終わりとなりました。次回は、いよいよ、箕面こどもの森学園で実践する共育プログラム作りとなります!

みなさんがどんなプログラムを作るのかが、楽しみです。(M.F)

 

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[Manabeeプログラム報告&交流会〜仲間になろう〜]

今回全日程参加されたみなさんは、9月からいよいよ実践編となります!
実際に、こどもの森の子どもたちを対象に、共育プログラムを作って実施していただきます。

6月から学んでこられたManabee4つのエッセンスを元に作り上げあたプログラムを持って、現場へGO!

 

そんな参加者の方の学びの報告会を12月に実施します。

どなたでもご参加いただけます。(軽食付き)

来年Manabeeに参加を検討されている方は、ぜひどうぞ!

 

日 時:2019年12月14日(日) 17時〜20時

参加費:3000円(軽食つき)

お申し込みはHPお申し込みフォームから

 

昨年の報告会の様子はこちら