広がる自分の世界


 この学園の校庭の遊具は、子どもたちの手作りです。
 小屋やすべり台、ロープ滑車は、一人の男の子が中心になってつくりました。
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 その男の子は、木工が得意です。
 竹とんぼを作るのは、子どもだけだと結構むずかしいのですが、不必要な部分はのみで削り、苦労はしていましたが、なんとか竹とんぼを作ることができました。
 
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 船をつくりました。
 作り方もなく、オリジナルの船だったのですが、すごくよくできていました。
帆は布で張り、風向きで帆の向きがかわるように、帆が回転するしくみになっていました。
 
 2010-09-30 005
 その男の子が、また別の船をつくりました。
 木を切って、このかたちにするまで、一人でどんどん作っていきました。
 電動いとのこを使って切断したり、不必要な部分をナイフで削ったり、木にできてしまった割れ目をボンドで埋めたりと、自分でどうすればいいかを考えて、それをかたちにしていけるところがすごいと思いました。
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 いろんなものを作ることによって、木工の技術を高めているだけでなく、自分で考え自分でやってみる経験を積み重ね、自信をつけ、自分の世界を深めていっています。