みんなで使える「机づくり」


工作台の脚に使っていた木材が不要になったので、それを利用してみんなで使える「大きな机」作りを提案しました。
参加者は9人だったのでそれぞれの希望で”足作り“と”天板作り”に分かれて進めていきました。木工経験豊かな人たちは「どっちでもいいよー」と人数の少ない方に入ってくれました。
初日に、「どこかで木の机を見かけたら、下を除いて天板と脚がどんなふうに取り付けられているか見ておいてね」と伝えてありました。分かれて作り始めると、「こう合わせた方がいいかな?」「こっちを付けてからこっちを付けんと弱いんちがう?」「釘は引っかからん様に奥に入るぐらいの方がええでー」「ドライバー持つとこ細いと力入れにくいわ」等々、それぞれに進めていきました。
天板は移動させ易いようにはめ込むだけにする事になりました。「上がったら、ガタッとなってあぶないん違う?」と尋ねると、「そんなん誰も上がれへんよー」という返事、自分たちで作ったものだから大切に扱うという事。
そして出来上がって、校舎までみんなで運び、部屋の床の上に慎重にそーっと下している姿を見るとこどもたちの気持ちが伝わってきました。
机を囲んで紅茶を入れて完成のティータイムをしていると他のプロジェクトの人からおやつの差し入れも加わり、みんな大満足でした。
2010-04-22 016