コオロギの保護スペースづくり


2学期の初め校庭の一部は草刈をしないで残して、昆虫の保護スぺースを作りました。
保護区にはコオロギや小さな虫たちが集まりました。
やがて、
「コオロギが道に出て、誰かに捕まえられたり、車にひかれたりしてる」
 「道に出たこおろぎを捕りに来てる子がいる」
「勝手に捕らないでほしい」
「せっかく住める場所を作ったのに、誰かに捕られないようにしたい」
「網をかぶせて、道に出ないようにしたらいい」
といろいろな意見が出ました。
飼うのと保護するのとはどう違うのかな?
「飼うのは入れ物に入れて、えさをやって育てる事」
「保護って言うのは、こおろぎが自分で生きれるように守る事」
コオロギは誰のものなん、学校の人のもの?道で見つけた人のもの?
「ううん、コオロギは誰のものでもない」
「こおろぎが校庭にいたり、道に出たするのはこおろぎの自由や」
「こおろぎが勝手に道に出て車にひかれてもそれはこおろぎの責任」
「ぼくらだってもしかしたら車に引かれるかもしれへん」
だったら保護スペースで暮らすのも道に出るのもこおろぎに任せてもいいかな?
「うん、そうしょう」「それでいいよ!」
そして、こおろぎの生き方はこおろぎに任せようという事になりました。
1、こおろぎの保護スペース