今年度最後の研究発表会!


小学部の今年度最後の研究発表会がありました。

6年生の長期プロジェクト5つを含め、11人の発表がありました。司会は4年生。

長期プロジェクトは1学期から取り組んできていて、それぞれ、素晴らしい作品が出来上がっていました。

様々の材質でできた67個のキーホルダー、短編小説2編、スクラッチを使ったゲーム、実用的な小物(筆かけ、スリッパ、お花の大砲など)、服(ワンピース、キャップ、ベルト、カバン)。

    

作り方をみないでとりあえず作ってみる、下書きをしないでとりあえず打ち込んでみる、実験してみて本番に取りかかる、という、まずやってみて、それから考えるという探究の態度や、そこから出来る事やさらにやりたい事を広げていくプロセスが素晴らしいと思いました。

        

また、長期プロジェクトに関わった時の自分の心の変化を素直に発表していたのにはとても感動しました。飽きっぽいとか、追い込みがかかるとできた事を肯定的に捉えて自分はできる人なんだとか、失敗するのが嫌いだったけど「失敗は成功のもと」と思うとどんどんできるようになったとか。

さすが、6年生だなと思いました。

その他の学年の子供達もそれぞれ、作品について、自分の工夫した事や難しかったところや、作品の好きなところを発表しました。

なぞなぞブックのなぞなぞはその場にいる大人も正解がでませんでした。

 

貯金箱は素材とキャラクターの形を活かしたものでした。

電車のホームはディテールにこだわったペーパークラフトでした。

 

絵本は、お話がおもしろく、絵も美しい仕上がりで、細部まで気を配った作品になりました。

 

テントはテント生地を巻いて収納できる工夫がされていました。

羊毛フェルトのぐりとぐらは手触りも気持ちよく、目や服や帽子もかわいく仕上がりました。

それぞれの作品の作家として、自分の気持ちを観に来た人に届けた、素晴らしい研究発表会でした。

(N.Y)