世界丸ごと体感プログラム~高学年クラス編


去年、インターンとして関わってくれていたがんちゃんが、

高学年の人たちを対象にプログラムを実施してくれました!

その名も「世界丸ごと体感プログラム」!世界の暮らしを体験しながら、暮らしに必要なものや大切なことを見つけていきます。

最初は、暮らしの中の「住む」ということについて。モンゴルのゲルという移動式の住居を組み立てることから始まります。

何もない場所に、円を描き、その上に柵を広げて、家の壁を作っていきます。そこから、入口のドアを設置して、

屋根の骨組みを組んでいきます。真ん中で天井の中心になる部分に木をはめていきますが、どの木からさしていくとバランスが取れ、安定するかを確認しながらすすめていきます。

柵と屋根をしっかりと結んで、力をかけてもくずれないことを確認します。

当たり前のように家はあるものではなく、どのような構造や仕組みで建っているのかを体感することができました。最後に、屋根や壁に覆いをして完成です。

お昼の休憩の後には、ゲルから離れ、いったん室内にもどりました。

次は、暮らす中で大事な、「遊び」を体感します。最初は、ノルウェーの遊び。海賊をイメージしたゲームで、2チームにわかれて遊びました。

その次は、ベトナムの蹴鞠ならぬ、蹴り羽根(?)。蹴鞠とバトミントンを足したような遊びです。

遊びのあとは外に出て、ゲルの中でがんちゃんのお話を少し聞きました。自分が暮らしていく中で、大切だと思うもの3つあげるとしたら?いろんなものにあふれた現代の生活をしていると3つだけを選ぶのってむずかしい…それぞれの人が何が必要で、なくてはならないものはなんなのかを考えました。

その後は、ふたたびホールへ。これまでのがんちゃんの経歴や、活動をされている岡山のはにわの森のこと、など、細かく説明を聞きました。

今回、短い時間でしたが、ゲルをたてたり、世界の遊びをしてみることから、たくさんの学びを得ることができました。これまで当たり前のように暮らしている自分たちの暮らしの中にも、たくさんのアイデアや工夫があり、それの上で自分たちが楽しく生活してることを体感して、肌で感じながら学んでいくことのできる、素敵な時間になりました。

(K.F)