1学期のテーマ学習「めぐる生命」の発表がありました。
高学年の人たちの発表の様子です。
今回も個人であったり、グループになり、それぞれの視点から、生命がめぐるということ、また、生命のかたちや仕組みのことを考えてきました。
人間のからだをつくる「細胞」について関心を持ち、お父さんのお仕事の関係から「IPS細胞ってどんなんやろ?」と調べたり、
「殺処分」のことを、見学先の一つだったハッピーハウスのことなども参考にしながら、人間と動物との関係性を考えたり、
生命がスタートするイメージを「種」に持っていたことから、種の広がり方を調べ、実際にいくつかの野菜を「種」から育て、その環境によって育ち方が違うことを観察したり、種を並べてクイズ形式で紹介する人もいれば、写真や絵で種の循環を表現している人もいました。
また、ふだん何気なく目にする「太陽」。あまり意識したことはないけれど、太陽って自分たちの生活に深く関わっているのでは?という疑問から、太陽と地球との関係や、太陽がなくなった世界のことなどを考えたり、
家でウサギを買っている人は、いろんな種類のウサギや生態について調べたり、
生き物から今回のテーマを考えた人たちは、絶滅危惧種や外来種など、人間の影響で、長い間めぐってきた生命が絶たれた生き物たちを調べました。
水の循環や、川の流れからめぐる生命を考えた人たちは、川の模型やクイズ形式で低学年の人たちにもわかりやすいように説明してくれ、
自分の思う「生命ってなに」ということを詩のような文章にして、朗読してくれたり、
自分の生活の中で実際にあった、生き物とのやり取りから感じた「わたしにとっての生命」を絵本で表現したりしました。
(K.F)