2017年度の子育てカフェは、「おかあさんのためのハッピーアドバイス」と題して
おかあさんの自己肯定感を取り戻すことを目的に開催しています。
今回のテーマは「見つけよう!わたしのわくわくポイント」
自己肯定感をアップするもっとも簡単な方法のひとつは、
ずばり、自分の好きなこと、わくわくすることをやることです。
そのためには、自分が何が好きなのかに気づくこと。
わたしたち大人は日々忙しく、やらねばならないことで手一杯になり、
ついつい自分を後回しに…
その結果、自分の好きなことを忘れてしまっていたりするのです。
「好き♡」を描きだすことで、自分の好きなことを思い出し、
「〇〇が好きなわたしでいいんだ」
「好きなことをしてもいいんだ」
と、自分を認めていく作業は、そのまま自己肯定感につながります。
また、好きなことに気づき、わくわくして取り組むことでなぜ自己肯定感が高まるのか、
その理由を脳科学に基づいた「幸福学」という観点からもお伝えしました。
今回はこどもの森の学習でも取り入れられた「すきすき♡マップ」を使って、わくわくポイントを見つけることにしました。
書く時のポイントは、
・立派なことを書こうとしないこと
・子どもの頃好きだったことがヒントになる
ちょっと恥ずかしいですが、例としてわたしのすきすき♡マップをご紹介。
たっぷりと時間を取って、ゆっくりと自分の「好き」を描きだしていきました。
思いつくまま連想して書いていくと、参加者のみなさんの「好き」が次々と描かれていきました。
最後にみなさんでマップのシェア。
一人ひとりの宝物のような「好き」を語っていただきました。
そして最後に感想を一言ずついただきました。
「作業を通じて、好きなことをすることで幸せを感じる方法がいっぱいあるんだと気づきました」
「好きなことって、ものだけでなく好きな価値観もあるんだと気づきました」
「書きながら、自分の変化を感じました」
「人と比べるのでなくて、自分でいいんだって思えました」
「当たり前のありがたさを感じました」
参加者のお一人は、マップを描く作業を通じてご自身の心の奥から溢れてきた思いを語ってくださいました。
「書いているうちに、愛がいっぱいあることに気づきました。
自分ひとりで楽しんでいるものだけでなく、だれかと一緒だから楽しいとか、
人と人とのつながりの中で好きなことってできているんだなあと思いました。」
この方の感受性の豊かさ、自分自身を見つめる姿勢があってこそ、そこに思い至ったのだと思います。
すきすき♡マップを描くことで、ご自身の内側にある大きな愛に気づくことができるということに
今回のワークを考えたわたし自身、大変驚きました。
ブログを読まれたみなさんも、ぜひ「すきすき♡マップ作り」を試してみてくださいね。
今日は少人数の回でしたが、だからこそお一人お一人がより安心してリラックスして
ご自身の「好き」を探求された結果、とてもすばらしい時間を作り出すことができたと感じました。
次回は今年度最終回、3月14日(水)10時から12時、
テーマは「自分への手紙」です。(A.M)