韓国のユネスコスクールのみなさんを迎えた『ようこそチーム』準備の様子をお伝えします。
はじまりは12月の全校集会。韓国からたくさんの方たちが見学に来ることを
スタッフから伝えたところ、当日に向けて準備をするチームに7人の子どもたちが手を上げました。
こどもの森ではいろんな行事をこのようにやりたい人が集まり、
実行委員会形式で進めることがよくあります。
お昼休みに集まり、韓国の人たちをどんな風にお迎えする?の話し合いから・・・
「クラッカーを鳴らす」「くす玉を割る」などなどのアイデアから
さいごはメッセージ・かざりつけ・遊びの紹介・プレゼントに決まりました。
メッセージを考える人たち。
学校のことをなんて紹介する?から
「木工とかできる」「いろんなことできる」「自分たちで決めれる」「たのしいところ」
みんなから出てきた言葉を、くっつけて文章にしました。
作ったメッセージを、机にはって読んでみると見えにくかったので・・・
こんどは壁にはって練習中。
メッセージを韓国語で読むことにもトライしました。
「あいさつは何ていうの~?」「アンニョンハセヨ!」
「チョヌン イーランニョン 〇〇イムニダ(私は1年生の〇〇です。)」
何度も口にだして練習してみました。
こちらは、ウェルカムボード作りにかざりつけ。ハングルを入れて作りました。
そして、日本の遊びの紹介。カルタなどいろんなアイデアがでたところ、
「ことばを使わなくても一緒に楽しめる」とジェスチャーゲームに決まりました。
すると準備を進めようとしていた次の回。
前回の話し合いにお休みしていた4年生の子が
「せっかく日本に来てくれるんやから、日本の遊びを紹介したい。ジェスチャーゲームは韓国にもあると思う。ジェスチャーゲームじゃないのがいい。」と話しはじめました。
いったんジェスチャーゲームに決まっていましたが、他のみんなも提案した子の話を聞きます。
話しを聞きながら、それもそうやな~となる子どもたち。
ジェスチャーゲームを担当していた子も「まだ変えられるよ」「じゃあ、お手玉は?」と意見が出ました。「お家にあるお手玉を持ってこれるよ」と提案してくれた5年生の子。そうして話し合った結果、お手玉にしようと決まりました。
こどもの森では、その場にいるみんなが納得できるように話し合いをします。
違和感があることを伝えること、ことなる意見を持つ人に耳を傾けること、そして「じゃあ、どうしよっか?」とみんなにとっていい案を探しはじめる、そんなひと場面のように感じました。
お手玉の練習。当日は前で見せる人と配る人に分かれることや、どんな風に韓国の人たちに渡していくかも考えました。
遠くから来られる方へと、子どもたちの「ようこそ」の気持ちがつまった準備が進められ、ドキドキしながら当日を迎えました。(当日の様子はこちらから)(R.T)