2学期最初のプロジェクトの時間がスタートしました。
今日、クッキングをするのはこの3人のメンバー。
S君はスイートポテトパイを、SちゃんとCちゃんはチュロス作りにチャレンジです。
まずはS君のスイートポテトパイ。
午前中から生地づくりを始め、冷蔵庫でしばらく寝かせたものに、バターを混ぜながらこねていきます。
「パイは初めてやわ」と言いつつ、中華まんの生地を作ったことがあるS君。とても手際よく進めていました。
次に、パイの中に入れるさつまいもをつぶしつつ、「グラニュー糖入れすぎたかな。牛乳でうすめよか。」
ほんのり甘くて、どこかなつかしい味になりました。
つづいて、パイ生地の形づくりです。直径18センチの丸いシートがいるので、コンパスと定規で測ることにしました。
「キッチンでコンパス使うことってあんまりないよなぁ」
そんなことを言いながら、きれいな丸い生地ができあがりました。
生地でさつまいもの餡をはさみオーブンで焼き上げました。美味しそうに色づいたスイートポテトパイができました。
こちらは、チュロス作りです。初めてのチュロスづくり、ドキドキしながらとりかかりました。
「材料を混ぜ合わせて絞り袋に入れ、油で揚げる」 レシピはシンプルに書かれているので
作り方は簡単だと思いきや。。。絞り袋が破れてしまい、ボトッボトッと生地が油に落ちていき。。。
長細い形で揚げるのが、実はとっても難しいことが分かりました。
思いがけずに落ちてしまい、丸く挙がったものには「名前、新しく決めよっか?何にする?」
「チュロド(チュロス+ドーナツ)」と名付けられました。
その後、どこが良くなかったのかを1回目をふりかえりながら考えました。
「袋が破れやすかったんじゃない?ジップロックの丈夫な方にしてみようよ。」
「絞り袋で直接やるんじゃなくて、クッキングシートに絞ってから揚げることもできるよ。」
「さっきは甘くなかったから、砂糖をもう少し足してみようよ。」 「材料も先に混ぜておくね。」
この相談は子どもたちいわく「研究してるの!」 研究して、2回目にチャレンジです。
今度は、「めっちゃいい感じ!」だそうです。すると、隣でこのやりとりを見ていたS君から
「だから、失敗は成功のもと!」の絶妙な言葉が。
試行錯誤しながらうまくいった時の子どもたちの表情が、とてもうれしそうでした。
そんな子どもたちのやりとりがくり広げられたクッキングの時間。
どちらも帰りのミーティングで、みんなで美味しくいただきました。(R.T)