今日は、高学年と中学部は、1日防災のことについて学ぶ日でした。
中学部ではまず、防災について日頃どのようにしているか、出し合ってみることから始めました。
去年に地震もあったので、それからできていたこともあれば、やった方がいいのになかなかできていないこともあります。
それを確認して、防災の意識を高めました。
それから消防署の方から地震などの震災のときや、日頃の生活にも活かせるような「応急手当て」について、教えていただきました。
まず、119番のかけ方について教えていただきました。そして、実際のやり取りを知るために一人代表でかけてみることに。中学部の人が手を挙げ、実際にかけてくれました。
落ち着いた様子で、丁寧に電話してくれましたが、実際はパニックになっている場合もあり、現在地を伝えるなどなかなか難しいようです。
その後、日頃起こりうるものとして
- 熱中症
- 食べもの詰まりによる窒息
- やけど
のことについてtテキストを参考に教えていただきました。
熱中症は家でも起こりうること、やけどは3段階あり、まずは流水で冷やすことなど教えていただきました。
のどに何か詰まってしまい、窒息の危険性があるときの対処法は、人形を使って、その場で体験させていただきました。
「思ったより、力がいる。」
「身体が大きい人だと難しいかも。」
など、いろんな感想が出ていました。
その後は、三角巾の使い方として、止血の仕方や腕や肩を痛めたときの保定の仕方を教わりました。
一人1枚練習用の三角巾を貸していただき、自分の足や、友だちの腕を使って、練習しました。
「強く締めるのが難しい。」
「痛いくらいきつく締めれた。」
などの感想が聞けました。
普段あまりすることのない体験だったので、興味を持ってやっている人が多いように感じました。
最後は、運搬方法について教わりました。
怪我をして動けなくなっている友人をどのような運び方で運べば良いのか、その場にいる人数別で運び方を教えていただきました。
帰りのミーティングでは
「怪我したときに使えそうなことを知れてよかった。」
「今回もらった応急手当のテキストを防災バッグに入れといたらいいかも。」
などの感想が聞け、良い機会になったことが伝わってきました。
今回お世話になりました「箕面東消防署」の皆さま、本当にありがとうございました!
(T.Y)