「暮らしとエネルギー」について知ろう!


今学期のワールドオリエンテーションのテーマは「暮らしとエネルギー」。

オリエンテーションの後は、実際にそのテーマに目を向けて「知る・体験する」という段階に学習を進めていきます。

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まずは知る前に、今どれくらいのことを知っているのか、話し合いながら出し合ってみました。

Q1  “エネルギー”と聞いて思いうかぶ言葉は?
Q2  私の生活、この時にこんな“エネルギー”をよく使うor なくてはならない時って?
Q3  私の予想:エネルギーはこうして作られて、こうやって届いている( 絵や言葉で自由に!)
Q4  エネルギーについて
Q5  “暮らしとエネルギー”って?

というような問いで、現状で出せる言葉を各自が出して書いてみます。

 

世界のエネルギーや、エネルギーの課題に向き合ってアクションを起こしてきた例を知るためにドキュメンタリー動画を見ました。

NHK「キミたちの未来 僕たちの選択 ~時任三郎 世界エネルギーの旅~」です。

 

2020年までに原子力発電所をゼロにする目標を掲げることになったドイツのドキュメンタリーでした。一人の主婦の行動が国を動かすまでになったという例を見て、感じるものがたくさんあったのではないでしょうか。

 

 

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そんなことを通して今あるいろんな発電方法について知ったので、クラスのひとりひとりが1つの発電方法を担当して詳しく調べてみる、という個人ワークをしました。

 

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火力・水力・原子力・開発中…いろいろな発電方法を手分けして調べて、それぞれがまとめました。

 

それから次の時間になって、今度はエネルギーの歴史に目を向けてみました。

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火を発見し、それを使うようになったり、動物の力を動力として借りることをし始めたり、そして産業革命の頃のエネルギー革命のことなど、ざっと歴史の流れを確認。

 

そしてこの日のミッションは「2050年の街を描くこと」。

ここまでで得たエネルギーやその生み出し方の知識を活かして、グループになって未来の街で理想のエネルギーの使い方を検討します。

 

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街の名前を考えて、そこでの発電方法の比率を理由も含めて検討。街のイメージを絵で表現して、より具体的にイメージしていきました。

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グループによっては、「水というものをどのように活用してエネルギーに変えるのか」ということを熱心に考え、ビルのエレベーターに発電機をつけられないかとか水の循環の中でもっと上手く電気を生み出せる仕組みはないか、などいろんな可能性を考えました。

 

それぞれのグループでとても盛り上がる時間になりました。

この活動の中で、それぞれが調べた発電方法をシェアして、それを元に未来の理想を描くことによって、具体的に得た知識を活かすこともできる楽しい時間になりました。(J.S.)