Manabee 共育プログラム「幸せについて哲学しよう!」


中学部の6人とManabeeプログラム受講者4人(チーム:ぽん酢しょうゆ)、計10人で「幸せについて」じっくり対話をしました。グラフィック・ファシリテーションで視覚的にも幸せな対話となりました。

水が自由に飲める幸せ、戦争や犯罪がない幸せ、受験が終わった幸せ、手足を伸ばして眠れる幸せ、回転寿司で回ってないネタを注文する幸せ、など、多彩な幸せがありました。

最後に「世界がもし100人の村だったら」を紹介し、折に触れて「幸せ」について考え続けてほしいと伝えました。

ぽん酢しょうゆメンバーの感想

世代を超えて「幸せ」のことを話すのは、とても素敵なことだと思いました。

私達の問いかけに対して、素直に、また、真剣に考えて発言する子供達だからこそ、この授業ができたと思います。授業を選択してくれた子供達、ありがとうございます!(N)

「幸せとは?」という幅広いテーマだったのですが、子供たちの様々な鋭い意見に感銘を受けました。特に、子供たちがフィリピン研修の経験について話してくれたことが心に残っています。現地では生活環境が限られている中で過ごして苦労することもあった一方で、ある子が「生活は豊かでなかったけれど、フィリピンの人たちは心に余裕があるように見えた。」と教えてくれた時、私はハッとしました。”幸せ”=不自由のない豊かな生活ではないかもしれない。”幸せ”は自分自身でつくるものだということに気づかされました。

そして、チームの皆さんとの準備期間も心に残っています。色んな状況を想定して、何度も話し合うという協働のプロセスが、本番で臨機応変に対応できる大事なポイントなんだなと気付きました。さらに、教育をするときは授業前にしっかり事前準備する重要性も学びました。このように私にとって、楽しく学びの多い機会になりました。箕面こどもの森学園のスタッフの方々、そしてメンバーの皆さんに感謝しています。ありがとうございました!(M)

『幸せ』について対話する50分。

私たちが導くことなく、平和や日本のありがたさに対してこどもたちの声が聞けたこと。

こどもたちを見守りながら、私たちがそれぞれに語りかけることができたこと。

わたしたちのワークショップが、落ち葉の1枚になれたかなと、感じています

また、メンバーで意見を交わしながら、それぞれの思いを塗り重ね、同じベクトルになった時、その過程を手放し、純粋に私たちも『幸せ』と向き合えたこと。

それが自然な流れでワークショップに繋がったと感じています(Y)

(K)

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(担当のスタッフより)

2018年度Manabeeプログラム、共育プログラムづくりのCチームの学習の時間は中学生たちとで行いました。

準備期間でいろんなアイデアを出したり、関連する一般に開かれているワークショップに参加したり、リハーサルとして大人向けにやってみて意見をもらってアレンジしたり…チーム内でそれぞれの方が学び、それをシェアして学び合いながら作ってこられました。

回り巡ってとてもシンプルな哲学対話の時間になりました。ただ、その背景にいろんなプロセスがあったからこその濃い時間になったのではないかと思います。

報告会もありますので、よかったらご参加ください!

https://www.facebook.com/events/188815965379636/

以下、概要です。

約半年間のプログラム「学び場コーディネーター Manabeeプログラム」
参加者のみなさんが、自己肯定感、自己決定、対話、ESDの4つのテーマについて学び、その4つを取り入れた「共育プログラム」を実際に箕面こどもの森学園子どもたちに実践しました開催しました。

今回は、それぞれのみなさんが知恵を絞って行った「共育プログラム」の報告会と交流会を開催します。

Manabeeプログラムに単発で参加された方は、もちろんのこと、今まで参加していないけど興味のある方も大歓迎!

軽食をご用意していますので、ぜひ、みんなで食べて、飲んで、つながりましょう!!

日時:2018年12月16日(日) 17時~20時
場所:箕面こどもの森学園
(箕面市小野原西6-15-31)
参加費:3000円(軽食付き)

申し込み先 箕面こどもの森学園
電話:072-735-7676
メール:info@kodomono-mori.com