18年度2学期最初のワールドオリエンテーションは、SDGsについて知って、自分たちとのつながりを考えてみる時間でした。
以前にカードゲームをしたことがありましたが(その時の様子はこちら!)、今回は具体的に17の目標について知って、それがどれくら身近に感じられているかについて考えるワークをしました。
まず最初はSDGsとは何かを思い出すことから…
外務省が作ったピコ太郎の動画を見ました。日本でも国の機関が取り上げてプロモーションしたほど重要視されているものです。
そして中身について確認。
17の目標・ゴールが具体的にどのようなものかを一つずつ簡単に確認していきました。
それからまずは個人ワーク。
最初は「自分と家族」にとって、17の目標の内どれが身近でどれが遠いと感じるか、身近な方から3つ、遠い方から3つを選んでみました。
そしてそれについて理由やキーワードを考えて紙に書きました。
引き続きて学校にとってはどうか。
学校として課題に感じること、学校が大切にしていることやしてほしいこと、について考えながら選びました。
そして、自分と学校で同じだったもの、違ったものについて比べてみて考え、意見を全体で共有しました。
その次は、グループに分かれてみました。
くじ引きでグループを決め、それぞれの机に分かれます。
まずは今回のチームのアイスブレイキングから。
チームの中でAさんとBさんを決めて、それぞれ白い紙にペンで点と線を適当に描きます。
さてそこからが本番。順番を決めて、制限時間内で一人ずつひと筆ずつ絵に描き加え、一つの絵を完成させます。その間、言葉を発してはいけません。無言で意思を伝えながらチームで絵を完成させていきます。
なかなか盛り上がり、それぞれのチームでいろんな絵が完成しました。
いろんなコミュニケーションがありますね。
次にそのチームで日本にとってSDGsの中で、より重要だと感じられるのは何か、遠く感じるものは何かを話し合って選んでいきました。
「日本は経済的には発展しているけど、働きがいがあるかといったらそうではなさそう」
と言って「働きがいも経済成長も」を選ぼうと主張する人、
「海も陸も守りたいけど、それを守るためのカギになるのが気候変動だから」
と言って「気候変動に具体的なアクションを」を選ぼうと主張する人…
活発な議論を交わしながら、これも3つずつ選んでいきました。
それをグループごとに発表して、考えをシェアしました。
ここから世界の中でどうかを考えていけたらと思いましたが、今日はここまでで時間いっぱいでした。
最後にSDGsの達成に向けたアクションを呼びかける世界中の人が出ている短い動画を見ました。
帰りのミーティングでは「今までカードゲームをやったことがあったけど、ひとつひとつの目標について具体的には知らなかったので、知ることができてよかった」という振り返りの言葉がありました。
それぞれが身近なSDGsを考え、それを意識して、学校や日本という範囲でどう考えるかに目を向けてその考えを共有して深める時間になりました。(J.S.)